当サイトには広告が含まれます モニター総合

ASRock PG25FFT レビュー|2万円前後で180Hz対応の25インチIPSは買いか

結論から:

ASRock PG25FFTは、2万円前後でフルHD・180Hz・IPSをそろえたい人にかなり合うゲーミングモニターです。24.5インチで見やすく、HDMI 2.0を2基、DisplayPort 1.4を1基備えているので、PCとゲーム機やサブ機をつなぎ分けたい人にも使いやすいです。

いっぽうで、スタンドはチルトのみです。高さ調整や回転はできないので、そこを重視する人は最初に気をつけたほうがいいです。

※まず基準から見たい人は、ゲーミングモニターの選び方も先に読んでおくと判断しやすいです。

ぜひモニター選びの参考にしてください!

PG25FFTの基本スペック

パネルサイズ24.5インチ(16:9)
パネルタイプIPS(アンチグレア)
解像度1920×1080(フルHD)
リフレッシュレート最大180Hz
HDMI:48~180Hz対応
DisplayPort:48~180Hz対応
応答速度1ms(MPRT)
VRRAMD FreeSync 対応
HDRHDR10 対応
色域DCI-P3 94%
sRGB 126%
端子HDMI 2.0×2
DisplayPort 1.4×1
ヘッドホン出力
スタンドチルト(下-5°/上20°)
VESA100×100mm
スピーカー2W×2
※2026年4月時点(メーカー公表スペックより要点抜粋)

30秒診断

  • できるだけ安く180HzのIPSがほしい → 向いています。
  • PCを2台以上つなぎたい、HDMIを2本使いたい → 向いています。
  • 高さ調整やピボットもほしい → 向きません。

立ち位置|この価格帯ではかなりバランス重視

PG25FFTの立ち位置をひとことで言うと、「低価格でも削りすぎていない180Hz機」です。24.5インチ・フルHD・IPS・180Hzという時点で、FPSを遊びたい人には十分わかりやすい構成です。

さらに、HDMI 2.0×2とDisplayPort 1.4を備え、ヘッドホン出力と2W×2スピーカーまで入っています。安いモデルだと端子数やスピーカーが削られやすいので、この点は素直に扱いやすいです。

約1.9万円前後という価格感を考えると、PG25FFTは「とにかく最安」ではなく、必要なところを残して買いやすい値段に収めたモデルと見るとわかりやすいです。もっと安い機種はありますが、パネルがTNだったり、端子が少なかったり、リフレッシュレートが下がったりしやすいです。逆にもう少し上の価格帯へ行くと、スタンド調整や残像低減機能の強いモデルが見えてきます。

注目ポイント

180Hz対応で、価格のわりに動きがかなりなめらか

PG25FFTは180Hz対応です。60Hz級モニターから乗り換えると、視点移動や追いエイム時の見え方がかなり変わります。特にApex LegendsやVALORANTのような速いゲームでは、敵の動きが追いやすくなります。
※FPS向けの条件も整理したい人は、FPS向けゲーミングモニターの選び方も参考になります。

IPSなので、安いモデルでも見やすさを確保しやすい

パネルはIPSです。視野角は水平・垂直とも178°で、正面から少しズレても見え方が崩れにくいです。安価帯でTNを選ぶより、ゲーム以外の普段使いや動画視聴もまとめやすいです。
※IPS・VA・TNの違いをもう少し整理したいなら、TN・VA・IPSの違いも見ておくと判断しやすいです。

HDMI 2.0が2基ある

この価格帯で地味にうれしいのがHDMI 2.0×2です。PCとSwitch、あるいはPCとサブPCのように使い分けしやすく、抜き差しの回数を減らせます。

スタンドはチルトのみ

強みだけでなく、弱点もはっきりしています。高さ調整・スイベル・ピボットは非対応で、角度調整は-5°~20°のチルトのみです。机と椅子の高さが合わないと、目線が合いにくいことがあります。ここは購入前に必ず見ておきたいポイントです。
※アームで補う前提なら、モニターアームを使うメリットも合わせて見ておくと失敗しにくいです。

画質|派手さより見やすさ重視

PG25FFTはフルHD(1920×1080)/ 24.5インチです。25インチ前後のフルHDは、文字が極端に小さくなりにくく、ゲームでも扱いやすい定番サイズ。WQHDほどの精細感はありませんが、GPU負荷を抑えつつ高fpsを狙いやすいのが強みです。

色まわりは、DCI-P3 94% / sRGB 126%。派手な色を強く売りにした上位機ほどではないものの、安価帯のフルHDゲーミングモニターとしては十分見栄えしやすい範囲です。動画や普段使いでも、色の薄さが気になりにくいタイプといえます。

輝度は300nits、コントラスト比は1000:1、表面はアンチグレアです。強い逆光の部屋でHDR映像を本格的に楽しむ用途だと物足りなさはありますが、通常の室内で使う分には扱いやすい仕様となっています。HDR10対応ではあるものの、ここは“映ればうれしい”くらいで考えるほうが現実的です。

ゲーミング性能|FPS入門から普段使い兼用まで狙いやすい

ゲーミング性能の軸は、180Hz / 1ms(GtG) / 1ms(MPRT) / AMD FreeSync対応です。数字だけを見ると、この価格帯で必要なラインはしっかり超えています。とくに180Hzは、144Hzからの差は大きすぎないものの、60Hzからの差はかなりわかりやすいです。

また、OSD側ではAdaptive-Sync、MPRT、Over Drive、リフレッシュレート表示、照準点などのゲーム向け設定が用意されています。細かく追い込むというより、初めてゲーミングモニターを買う人でも触りやすい作りです。

ここでの独自の判断基準はシンプルです。

  • FPS中心なら、24.5インチ・フルHD・180Hzはかなり相性がいい
  • RPGや動画も見るなら、IPSの見やすさが効く
  • 高精細さ優先なら、最初からWQHDクラスを見たほうが後悔しにくい

つまりPG25FFTは、解像感よりも、価格と滑らかさのバランスを重視する人向けです。

機能性・使い勝手|普段使いもこなしやすい

PG25FFTはフリッカーフリー低青色光に対応しています。長時間の作業や、夜に画面を見る時間が長い人にはうれしい基本機能です。派手な便利機能を大量に積んだモデルではありませんが、毎日使ううえで欲しいものは押さえています。

ゲーム向けではDark BoostCrosshairFPS Counterも使えます。暗い場面の見え方を補助し、画面上に照準点やフレームレート表示を出せるので、設定をいじる楽しさもあります。

内蔵スピーカーは2W×2です。音の迫力を重視する人には足りませんが、通知音、動画、軽いゲーム音声くらいなら本体だけでも回せます。机の上をすっきりさせたい人には助かるポイントです。

接続性|この価格帯ではかなり使いやすい

端子はHDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1、ヘッドホン出力×1です。しかも、HDMIケーブルとDisplayPortケーブルが最初から付属します。つないですぐ使いやすいのは地味に助かります。

さらに、HDMIもDisplayPortも48Hz~180Hzに対応しています。つまり、HDMI接続でも180Hzを狙える点は安心材料です。安価帯だとHDMI側の上限が低いモデルもあるため、ここは見逃しにくい強みです。

一方で、USB-Cはありません。ノートPCをケーブル1本でつなぎたい人や、給電までまとめたい人には向きません。あくまで、シンプルなHDMI/DP運用向けです。

見落としがちな注意点として、MPRTとFreeSync系の機能は同時利用に制限があります。OSD上でも、MPRTをオンにするとFreeSyncが自動で無効になり、その逆も同様です。残像低減を優先するか、可変リフレッシュレートを優先するかで使い分ける形です。

スタンド・設置|ここは割り切りが必要

設置面でのポイントはかなり明確です。スタンド調整はチルトのみで、可動域は-5°~20°です。高さ調整、左右回転、ピボットはありません。ここは本文の中でもう一度強く言っておきたい弱点です。机や椅子の高さが合っていないと、首や肩がしんどくなりやすいです。

ただし、VESA 100×100mmに対応しているので、モニターアームを使えばかなり補いやすいです。最初からアーム運用を考えている人なら、この弱点はそこまで大きくありません。サイズは557×432×205mm、重量は約2.97kgで、25インチクラスとしては扱いやすい範囲です。

弱点の回避策としては、
「高さ調整が欲しいなら最初からモニターアームを使う」
これがいちばん現実的です。逆に、アームを使いたくない人は、スタンドの自由度が高い別モデルのほうが満足しやすいです。

良い点/気になる点

良い点

  • 2万円前後で180Hz・IPSをしっかり確保している
  • HDMI 2.0が2基あり、複数機器をつなぎやすい
  • DisplayPort 1.4もあり、PC用として組みやすい
  • スピーカー搭載で机をすっきりさせやすい
  • VESA対応なので、後からアーム運用へ移行しやすい

気になる点

  • スタンドはチルトのみで、位置合わせの自由度は低い
  • 解像度はフルHDなので、WQHD級の精細さは出ない
  • HDR10対応でも、輝度300nitsクラスなのでHDR重視には向きにくい
  • USB-C非搭載なので、ノートPC中心の省配線運用には弱い

こんな人におすすめ / おすすめしない

おすすめな人

  • 2万円前後で、まず失敗しにくい180Hz機がほしい人
  • FPSを始めたい、60Hzから乗り換えたい人
  • PCとゲーム機などをHDMI 2本でつなぎたい人
  • TNではなくIPSで見やすさも確保したい人

おすすめしない人

  • 高さ調整やピボットを重視する人
  • WQHD以上の精細感を求める人
  • USB-C接続や給電を使いたい人
  • HDRの迫力を重視する人

ライバル比較

モデル特徴PG25FFTとの違いどっち向きか
ASRock PG25FFT24.5型 / FHD / IPS / 180Hz / HDMI 2.0×2 / DP 1.4 / 2W×2スピーカー基準モデル安さだけでなく、端子数や使い勝手もある程度ほしい人
AOC 24G42E/1123.8型 / FHD / Fast IPS / 180Hz / HDMI 2.0×1 / DP 1.4×1 / 0.5ms MPRTPG25FFTより応答速度まわりを押し出しやすい一方、端子はHDMI 1本構成。PG25FFTのほうがHDMI接続の余裕はあります。対戦ゲーム寄りで、できるだけシンプルに使いたい人
REGZA RM-G245N23.8型 / FHD / Fast IPS / 180Hz / HDMI×2 / DP×1 / HDR10 / sRGB 99%端子構成はPG25FFTと近く、比較しやすい相手です。RM-G245NはREGZA系のゲームモードが魅力で、PG25FFTは24.5インチと2W×2スピーカー搭載が強みです。映像モードのわかりやすさや、REGZAブランドの安心感を重視する人
PHILIPS 24M2N3200L/1123.8型 / FHD / Fast IPS / 180Hz / HDMI 2.0×1 / DP 1.4×1 / 0.5ms Smart MBR / HDR10応答速度やゲーム補助機能の見せ方はかなり強めです。いっぽうで端子はHDMI 1本なので、複数機器をつなぎたいならPG25FFTのほうが扱いやすいです。画面の滑らかさ重視で、PC中心に使う人

比較の結論
PG25FFTの強みは、約1.9万円前後で180Hz・IPS・HDMI 2.0×2・スピーカー搭載をまとめていることです。AOC 24G42E/11とPHILIPS 24M2N3200L/11は応答速度まわりの見せ方が魅力ですが、どちらもHDMIは1本です。
つなぎやすさまで含めて選ぶならPG25FFT、機能の尖りを重視するなら他2機種も比較候補になります。

まとめ

ASRock PG25FFTは、「初めての180Hzモニターを、なるべく安く、でも雑に選びたくない」人に向くモデルです。IPSで見やすく、HDMI 2.0×2やDP 1.4もあり、普段使いまでまとめやすいです。

注意点はスタンドがチルトのみなこと。そこを許容できるなら、2万円前後ではかなり選びやすい1台といえるでしょう。


次に読む

  • この記事を書いた人

ミルミル

PCゲーマー歴30年。PC・ゲーム・ブログを愛しています。 70000PV達成、Twitterフォロワー数1万人。 当ブログ「ゲームPCライフ」では、ゲームや仕事で極上の環境を手にしたい人に向けて、ゲーミングデバイスやPCに関する情報を発信しています。

-モニター総合
-