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ASRock PG27QFT1B レビュー|WQHD・180Hzで2万円台後半が狙える高コスパモニター

結論|価格重視でWQHD・180Hzに入りたい人にはかなり強い

ASRock PG27QFT1Bは、2万円台でWQHD・180Hzを導入したい人に向く1台です。27インチWQHDとIPSで見やすく、ゲームも普段使いもこなしやすいのが魅力です。

一方で、HDMIはWQHD/144Hzまで、スタンドはチルトのみです。価格重視なら有力ですが、設置性まで重視するならPG27QFT2Cも比較したいモデルです。

※まず全体像から見たい人は、ゲーミングモニターの選び方も先に読んでおくと判断しやすいです。

ぜひモニター選びの参考にしてください!

PG27QFT1Bの基本スペック

パネルサイズ27インチ(16:9)
パネルタイプIPS(アンチグレア)
解像度2560×1440(WQHD/QHD)
リフレッシュレート最大180Hz
DisplayPort:WQHD/180Hz
HDMI:WQHD/144Hzまで
応答速度1ms(MPRT)
5ms(GTG)
VRRAMD FreeSync Premium 対応
HDRVESA DisplayHDR 400 対応
色域sRGB 133%
DCI-P3 96%
端子HDMI 2.0×2
DisplayPort 1.4×1
イヤホンジャック
内蔵スピーカー(2W×2)
スタンドチルト(下-5°/上20°)
VESA100×100mm
スピーカー搭載(2W×2)
※2026年4月時点(メーカー公表スペックより要点抜粋)

30秒診断|PG27QFT1Bが向いているか先にチェック

  • WQHDで画面のきれいさも欲しい
  • 180Hz級をできるだけ安く導入したい
  • PCはDisplayPort接続で使う予定
  • 高さ調整なしでも許容できる、またはモニターアームを使う

この条件に当てはまるなら、PG27QFT1Bはかなり有力です。
逆に、HDMI接続で180Hzを出したい人高さ調整やスイベルを重視する人は、最初から別モデルを見たほうが迷いません。

PG27QFT1Bは27インチ・WQHD・IPS・最大180Hz・DisplayHDR 400・FreeSync Premium対応のバランス型ですが、HDMIは48〜144Hz、DisplayPortは48〜180Hzなので、180Hzを活かすならDisplayPort前提です。スタンドもチルトのみです。

※WQHD全体の候補を広く見たいなら、WQHDゲーミングモニターの条件別まとめも合わせてどうぞ。

立ち位置|「WQHD・180Hzを安く」がこのモデルの役割

PG27QFT1Bの立ち位置は、とてもわかりやすいです。
27インチWQHD・180Hzの定番どころを、できるだけ手頃に導入するためのモデルです。27インチとWQHDは相性が良く、精細感と見やすさのバランスが取りやすい組み合わせです。しかも180Hzあるので、RPGやオープンワールドだけでなく、ApexやVALORANTのような対戦ゲームでも十分狙えます。

一方で、この価格帯では何かを削ってコストを抑えるのが普通です。PG27QFT1Bはそこをスタンド機能で調整しています。画面そのものの基本性能はしっかり確保しつつ、可動域は最小限。つまり、映像とHzを優先したい人向けです。

「画面性能を優先して、設置の快適さは割り切る」なら相性が良いですし、「毎日長時間使うから位置調整まで妥協したくない」なら、PG27QFT2Cのほうが後悔しにくいです。PG27QFT2Cは同系統の画面性能を持ちながら、高さ調整100mm、スイベル、チルトに対応しています。

注目ポイント|良さと注意点を先に整理

WQHD・180Hz・IPSのバランスが良い

27インチのQHD(2560×1440)で、最大180Hz、IPSパネルを採用しています。
フルHDより表示が細かく、文字やUIも見やすくなりやすい一方、4KほどPC負荷は重くありません。

しかもIPSなので視野角が広く、色の崩れも少なめです。「ゲームだけでなく普段使いも快適にしたい」という人には扱いやすい構成です。
※パネルの違いも整理したいなら、TN・VA・IPSの違いも見ておくと判断しやすいです。

広色域とDisplayHDR 400で映像の見栄えも悪くない

色空間はsRGB 133% / DCI-P3 96%、輝度は400 cd/m²、認証はVESA DisplayHDR 400です。超高級機のようなHDR表現までは狙わないにしても、価格を考えると十分に見栄えを作りやすい内容です。

ゲーム、動画、普段のデスクワークまで1枚でこなしたい人には、単なる“安い高速モニター”で終わらない強みがあります。

HDMI接続では180Hzを出せない

ここは購入前に必ず見ておきたいポイントです。
PG27QFT1Bは端子としてHDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1を備えていますが、デジタル信号周波数はHDMIが48〜144Hz、DisplayPortが48〜180Hzです。

つまり、WQHD/180Hzで使いたいならDisplayPort接続が必須です。ゲーム機やHDMI接続中心で考えている人は、この時点で使い方がかなり決まります。

スタンドはかなり割り切り型

PG27QFT1Bの調整機能はチルトのみ(-5°〜+20°)です。高さ調整、スイベル、ピボットはありません。

机や椅子の高さが合わないと、思ったより位置調整に苦労しやすいです。VESA 100×100mmには対応しているので、気になるならモニターアームで補うのが現実的です。

画質|価格を考えると十分以上に見やすい

PG27QFT1Bの画質面は、「安いから映像はそれなり」ではないところが強みです。
IPSパネルで視野角は178°、色は1.07B(8bit+FRC)表示に対応し、色域もsRGB 133% /DCI-P3 96%と広めです。明るさも400 cd/m²あるので、日中の部屋でも使いやすく、映像が暗く沈みすぎにくい構成です。

もちろん、コントラスト比は1000:1なので、VAや有機ELのような“黒の深さ”を最優先するタイプではありません。ですが、その代わりに色のクセが強すぎず、ゲーム・動画・作業をまとめやすいのがIPSの良さです。

とくに27インチWQHDは、ゲーム画面の情報量と文字の見やすさのバランスが良く、普段使いもかなりしやすい組み合わせです。派手さより、見やすさと使いやすさを重視する人向けの画質と考えるとわかりやすいです。

独自の判断基準|画質で選ぶならここを見る

この価格帯のWQHDモニターで大事なのは、単に「HDR対応」と書いてあるかではありません。
見るべきは次の3点です。

  • WQHDで文字やUIが見やすいか
  • IPSで普段使いまでまとめやすいか
  • 色域と明るさが最低限しっかりしているか

PG27QFT1Bは、この3点をきちんと押さえています。
なので、“速さだけの安いモデル”より、1台を長く幅広く使いたい人に向いていると判断しやすいです。

ゲーミング性能|180Hzの入口としてはかなり優秀

リフレッシュレートは最大180Hz、応答速度は1ms MPRT / 5ms GTGです。さらにAMD FreeSync Premiumにも対応しているので、映像のズレやカクつきを抑えながら遊びやすい構成です。数値だけを見ると、競技特化の超高速機ではありませんが、WQHDで180Hzが欲しい人の入口としては十分に強いです。

FPSでは、60Hzや120Hzからの乗り換えならかなり滑らかさを感じやすいはずです。
一方で、240Hz以上の世界と比べると、純粋な競技志向では上がいます。つまりこのモデルは、“勝ちやすさ最優先の競技特化”というより、“画質も取りながら対戦ゲームも気持ちよく遊びたい”人向けです。

Apex、VALORANT、Fortnite、OW2のような対戦ゲームもこなしつつ、RPGや動画も見やすい。このバランスがPG27QFT1Bの魅力です。※FPS寄りの選び方も確認したいなら、FPS向けゲーミングモニターの選び方も役立ちます。

設定で見落としやすい注意点

PCで買ったのに「180Hzにならない」と感じたら、まず確認したいのはこの3つです。

  1. DisplayPortでつないでいるか
  2. Windows側のリフレッシュレート設定が180Hzになっているか
  3. GPUやケーブル側がWQHD/180Hzに対応しているか

このモデルはHDMI側の上限が144Hzなので、ここを見落とすと性能を活かしきれません。買う前より、むしろ買ったあとに重要になるポイントです。

機能性・使い勝手|目の負担に配慮しつつ、構成はシンプル

PG27QFT1Bは、派手な多機能モデルではありません。
その代わり、フリッカーフリー低ブルーライトに対応し、長時間使うときの基本は押さえています。スピーカーも2W×2を内蔵しているので、音に強くこだわらないならひとまず使える構成です。イヤホンジャックもあります。

機能面の考え方としては、
「必要なものは一通りある。ただし豪華装備ではない」
これがいちばん近いです。USB-CやKVMのような便利機能まではありません。

なので、デスク周りを1台で全部まとめたい人より、まずはWQHD・180Hz・IPSを手頃に導入したい人向けです。機能を足したいなら上位モデルを見る、という線引きがしやすいモデルです。

接続性|PC中心なら問題なし、ゲーム機中心なら先に確認

端子はHDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1、イヤホンジャックです。
PCとゲーム機を両方つなぎたい人にとって、HDMIが2つあるのは使いやすいポイントです。とはいえ、このモデルの本当の性能を引き出すなら、やはり主役はDisplayPortです。WQHD/180Hzを使う前提なら、PCはDisplayPort接続で考えるのが基本になります。

ここで注意したいのが、もう一度HDMIの上限です。
HDMI側は48〜144Hzなので、WQHDで180Hzは出せません。ゲーム機用途では割り切りやすい一方、PCでも「とりあえずHDMIでつなげばいい」と考えていると、あとでズレが出ます。

この機種は“HDMIでも180Hz”のタイプではない、ここだけは先に理解しておくと失敗しにくいです。

弱点の回避策

  • PCで180Hzを使いたい → DisplayPort接続にする
  • スタンドが物足りない → VESA対応なのでアームで補う
  • 最初から高さ調整が欲しい → PG27QFT2Cを優先して比較する

この3つを押さえるだけで、PG27QFT1Bはかなり選びやすくなります。

スタンド・設置|ここは明確に割り切りポイント

設置性は、このモデルでいちばんわかりやすい弱点です。
PG27QFT1Bのスタンドはチルトのみで、高さ調整やスイベルには対応していません。長時間使う人や、机・椅子の高さが合いにくい環境では、ここが地味に効いてきます。スペック表だけだと軽く見えがちですが、毎日使うなら意外と満足度に直結します。

ただ、VESA 100×100mmには対応しています。
なので、「画面性能は1Bで十分。でも位置だけは調整したい」なら、モニターアームを組み合わせる手があります。逆に、最初からスタンドだけで快適に使いたいなら、高さ調整100mm・スイベル・チルト対応のPG27QFT2Cのほうが素直です。

※アーム前提で考えるなら、モニターアームを使うメリットも先に見ておくと選びやすいです。

■PG27QFT2C(高さ調整・スイベル対応モデル)

良い点/気になる点

良い点

  • 27インチWQHDで画面が見やすい
  • 180Hz対応で対戦ゲームも快適にしやすい
  • IPSで普段使いや動画視聴までまとめやすい
  • 広色域とDisplayHDR 400で価格以上に映像の見栄えが良い
  • VESA対応なので、スタンドの弱さは後から補える

気になる点

  • HDMIではWQHD/144Hzまで
  • スタンド機能はチルトのみ
  • USB-CやKVMのような便利機能はない
  • 競技特化で240Hz以上を狙う人には物足りない

おすすめな人/おすすめしない人

おすすめな人

  • 2万円台後半クラスでWQHD・180Hzを狙いたい人
  • 画質と滑らかさのバランスを重視する人
  • ゲームも作業も1台でまとめたい人
  • DisplayPort接続のPCで使う予定の人
  • スタンドは割り切ってもいい、またはアーム運用する人

おすすめしない人

  • HDMI接続で180Hzを出したい人
  • 高さ調整やスイベルを重視する人
  • USB-C接続や多機能性を重視する人
  • 最初から240Hz以上の競技寄りモデルを探している人

ライバル比較|迷うならまず1Bと2Cの違いを押さえる

比較表

機種PG27QFT1BPG27QFT2C
画面サイズ27インチ27インチ
解像度WQHD(2560×1440)WQHD(2560×1440)
パネルIPSIPS
最大リフレッシュレート180Hz180Hz
応答速度1ms MPRT / 5ms GTG1ms MPRT / 5ms GTG
色域sRGB 133% / DCI-P3 96%sRGB 133% / DCI-P3 96%
HDRDisplayHDR 400DisplayHDR 400
VRRFreeSync PremiumFreeSync Premium
端子HDMI 2.0×2 / DP 1.4×1HDMI 2.0×2 / DP 1.4×1
HDMIの上限144Hz144Hz
DPの上限180Hz180Hz
スタンドチルトのみ高さ調整・スイベル・チルト
VESA100×100mm100×100mm
重量(スタンド含む)5.8kg7.7kg
向く人安く導入したい人設置性も重視したい人

PG27QFT2Cは、画面の基本性能や接続まわりはかなり近い一方で、スタンドの差がはっきり大きいモデルです。
なので選び方はシンプルです。価格優先ならPG27QFT1B、快適な設置まで込みで考えるならPG27QFT2C。この2択でかなり整理できます。

とくに執筆時点のAmazon.co.jp価格は、1Bが2万円台後半、2Cが3万円前後の目安なので、差額しだいでは2Cを選ぶ意味も十分あります。スペック差より、毎日使うときの快適さで差が出やすいからです。

まとめ|弱点を理解して選ぶなら、かなり手堅いWQHD・180Hzモデル

ASRock PG27QFT1Bは、WQHD・180Hz・IPSをできるだけ手頃に導入したい人に向くモデルです。画質と滑らかさのバランスが良く、ゲームだけでなく普段使いまでまとめやすいのが強みです。

注意点は明確で、HDMIではWQHD/144Hzまでスタンドはチルトのみという2点です。ここを先に理解して、PCはDisplayPort接続、必要ならアーム運用まで考えられるなら、かなり満足しやすい1台です。設置の快適さまで欲しいなら、ぜひPG27QFT2Cと比較してみてください。


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  • この記事を書いた人

ミルミル

PCゲーマー歴30年。PC・ゲーム・ブログを愛しています。 70000PV達成、Twitterフォロワー数1万人。 当ブログ「ゲームPCライフ」では、ゲームや仕事で極上の環境を手にしたい人に向けて、ゲーミングデバイスやPCに関する情報を発信しています。

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