まず結論:
GIGABYTE GS25F14は、できるだけ安く、それでも144Hz対応のちゃんとしたゲーミングモニターを選びたい人に向いています。24.5インチのフルHD、144Hz、SS IPS、FreeSync対応、sRGB 120%と、入門用としては必要十分です。
反対に、HDMI機器を2台以上つなぎたい人、スピーカーが必要な人、スタンド調整を重視する人には不向きです。Amazonの現在価格は1万3,680円で、1万円台前半の中ではかなり魅力があります。
※近い価格帯も含めて比較したいなら、おすすめフルHDゲーミングモニターまとめも先に見ておくと選びやすいです。
正直レビューしていきます!
GS25F14の基本スペック
| パネルサイズ | 24.5インチ(16:9) |
| パネルタイプ | SS IPS(ノングレア) |
| 解像度 | 1920×1080(フルHD) |
| リフレッシュレート | 最大144Hz |
| 応答速度 | 1ms(MPRT) |
| VRR | Adaptive-Sync対応 |
| HDR | HDR10対応 |
| 色域 | sRGB 120% |
| 端子 | HDMI 2.0×1 DisplayPort 1.2×1 イヤホンジャック×1 |
| スタンド | チルト(下-5°/上20°) ※高さ調整・スイーベル・ピボット非対応 |
| VESA | 100×100mm |
| スピーカー | 非搭載 |
30秒診断
GS25F14が向いている人
- まずは安く144Hz環境を作りたい
- SwitchやPS5よりも、PCメインで使う予定
- FPSも遊ぶが、最優先は価格とバランス
- 普段使いでも色の見え方にある程度こだわりたい
GS25F14を避けたほうがいい人
- HDMIを2本以上使いたい
- モニターの音をそのまま出したい
- 高さ調整やスイベル付きのスタンドがほしい
- 180Hzクラスを狙いたい
GS25F14の立ち位置
https://www.gigabyte.com/jp/Monitor/GS25F14
GS25F14は、低価格帯のフルHDゲーミングモニターの中でも、価格を強く意識した入門モデルです。24.5インチのフルHD、最大144Hz、1ms MPRT、HDR10対応、FreeSync対応という構成で、ゲームを始める最初の1台としては十分にまとまっています。
さらに広色域なので、安価なモデルにありがちな「映像がやや地味」という印象を抑えやすいのも強みです。
一方で、コストを抑えたぶん割り切りもあります。HDMIは1基のみ、スピーカー非搭載、スタンド調整はチルトのみです。つまり、画面性能の土台はしっかり確保しつつ、便利機能は必要最低限に絞ったモデルと考えるとわかりやすいです。
※24インチ前後で他候補も見たいなら、23.8~24.5型おすすめゲーミングモニターまとめも比較用に役立ちます。
注目ポイント
1万円台前半としてはかなり高コスパ
税込13,680円という価格は、このクラスではかなり手を出しやすい水準です。
144Hz対応、SS IPS、FreeSync対応までそろっていて、「安いけれど最低限すぎる」ではなく、「安いのにちゃんと使える」ところが魅力です。
入門用にぴったりな必要十分スペック
フルHD・24.5インチ・144Hzは、今でも入門向けとして非常に使いやすい組み合わせです。
PC側の負荷も比較的軽く、ミドルクラス以下のゲーミングPCを選びたい人でも活かしやすいです。とくに初めて144Hzに触れる人なら、60Hzとの差はしっかり感じやすいはずです。
sRGB 120%で、普段使いにも活かしやすい
GS25F14はsRGB 120%に対応しています。色の鮮やかさを出しやすいため、ゲームだけでなく、動画視聴や一般的なデスクワークでも見栄えは悪くありません。
色の正確さを厳密に求めるクリエイター向けとは別ですが、普段使いまで考えるなら十分好印象です。
注意点は「音」「HDMI数」「スタンド」
安さの代わりに削られている部分は明確です。スピーカーは非搭載、HDMIは1つだけ、高さ調整やスイベルもありません。
この3点を問題なく受け入れられるかどうかで、満足度はかなり変わります。
画質
GS25F14は、24.5インチのSS IPSパネルを採用し、解像度はフルHD、輝度は300cd/m²、コントラスト比は1500:1です。エントリー価格帯として見ると、見た目のスペックはしっかりしています。特に1500:1のコントラスト比は、同価格帯のIPS系モデルとしては見栄えの面で悪くありません。
色の面ではsRGB 120%が目を引きます。ゲームの色味が鮮やかに見えやすく、動画や普段の画面表示でも地味に見えにくいのが利点です。仕事用モニターほど落ち着いた色を狙うタイプではありませんが、「安いゲーミングモニターなのに、思ったより見た目が良い」と感じやすい方向です。
HDR10にも対応しています。ただし、この価格帯なので、HDRを本格的に楽しむ上位モデルのような迫力まで期待するのは違います。あくまで対応しているのはうれしいが、主役はフルHD/144Hzの使いやすさと考えるほうが自然です。
ゲーミング性能
最大144Hz、応答速度1ms MPRT、FreeSync対応なので、入門用のゲーミングモニターとしては十分合格点です。60Hzからの乗り換えなら、カーソル移動や視点操作のなめらかさはすぐに分かりますし、Apex LegendsやVALORANTのような軽めのFPSでも恩恵を感じやすいです。
また、ブラックイコライザー、エイムスタビライザー、ゲームアシスト、スマートOD、OSD Sidekickなどの機能も用意されています。価格のわりに、ただ144Hzなだけで終わらず、ゲームを遊びやすくするための補助機能もそろっています。
ただし、今の低価格帯には180Hzクラスのライバルもあります。純粋に対戦寄りで少しでも上のリフレッシュレートを狙うなら、180Hzモデルのほうが魅力的に見える場面もあります。GS25F14は、最速志向よりも、価格とバランス重視で選ぶモデルです。
独自の判断基準
- 価格最優先ならGS25F14
- 少しでも対戦寄りなら180Hzクラスも比較対象
- PCだけでなく機器を複数つなぐならHDMI 2基以上のモデルが有利
- スピーカーや設置性も大事なら別候補を見たほうが失敗しにくい
機能性・使い勝手
GS25F14はフリッカーフリーとブルーライト低減に対応しており、長時間の使用にも配慮されています。目にやさしい系の機能が一通り入っているので、ゲーム専用ではなく、普段の作業や動画視聴まで含めて使いやすいです。
OSD Sidekickに対応しているのも地味に便利です。モニター本体のボタンだけで細かく調整するより、PC側で設定を触れるのは扱いやすさにつながります。細かな設定を詰めたい人にはうれしいポイントです。
ただし、スピーカーはありません。 モニター単体で音を出したい人には不便です。PCスピーカーやヘッドセットを前提にするなら問題ありませんが、「とりあえずつなげばすぐ音が出る」タイプではない点は先に知っておきたいところです。
接続性
https://www.gigabyte.com/jp/Monitor/GS25F14
映像入力はHDMI 2.0×1、DisplayPort 1.2×1、イヤホンジャック×1です。PCメインなら大きな問題は出にくいですが、接続性はかなりシンプルです。
ここでいちばん大事なのが、HDMIが1つしかないことです。PCとゲーム機、あるいはPCと仕事用ノートPCを頻繁に切り替えたい人には少し不便です。毎回ケーブルを差し替えるか、切替機を使う必要が出やすくなります。本機でいちばん強く注意したいのはこの点です。
※複数候補を見比べたいなら、23.8~24.5型おすすめゲーミングモニターまとめも合わせて見ると判断しやすいです。
逆に、PCをDisplayPortでつないで、たまに別機器をHDMIで使うくらいなら成立します。使い方がシンプルな人ほど、欠点は気になりにくいです。
見落としがちな注意点
- モニターの音声出力はイヤホンジャック頼り
- HDMIが1基なので、複数機器運用とは相性がよくない
- USB-CやUSBハブ系の便利機能はない
スタンド・設置
スタンドはチルト調整のみで、角度は-5°〜+20°です。高さ調整、スイベル、ピボットには対応していません。つまり、設置性はかなり割り切った仕様です。
このため、机と椅子の高さが合わない環境では、視線が少し合わせにくいことがあります。長時間使う人や、姿勢まできっちり整えたい人は気になるかもしれません。
ただし、VESA 100×100mmに対応しているので、モニターアームを使えば弱点はかなり解消できます。
弱点の回避策
- 高さ調整がほしいなら、最初からモニターアーム前提で考える
- 机上にそのまま置くなら、モニター台で目線を上げる
- 接続機器が多いなら、HDMI切替機もセットで考える
良い点 / 気になる点
良い点
- 1万円台前半で144Hz対応はかなり魅力的
- 24.5インチFHDで入門用として使いやすい
- sRGB 120%で、映像や普段使いの見栄えも悪くない
- FreeSync対応で動きのズレを抑えやすい
- ブラックイコライザーやスマートODなど、ゲーム向け機能もある
気になる点
- HDMIが1つだけ
- スピーカー非搭載
- 高さ調整・スイベル・ピボットなし
- 180Hzクラスのライバルと比べると、純粋な速度面では一歩控えめ
こんな人におすすめ / おすすめしない
おすすめな人
- できるだけ予算を抑えて144Hz環境を作りたい人
- 初めてゲーミングモニターを買う人
- PC中心で、接続機器が少ない人
- ゲームだけでなく普段使いもそこそこ重視したい人
おすすめしない人
- PS5、PC、ノートPCなどをHDMIで複数つなぎたい人
- モニター本体から音を出したい人
- 高さ調整つきスタンドがほしい人
- 少し高くても180Hzクラスを狙いたい人
ライバル比較
| モデル | 特徴 | GS25F14との違い | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| GIGABYTE GS25F14 | 24.5型 / FHD / 144Hz / SS IPS / sRGB 120% / HDMI×1 | 価格を強く抑えた入門向け。必要十分を狙うタイプ | とにかく安く144Hz環境を作りたい人 |
| PHILIPS 24M2N3200L/11 | 23.8型 / FHD / 180Hz / Fast IPS / RGB 126% / HDMI・DP対応 | GS25F14より高リフレッシュレート寄り。速度面で一歩上 | 少し予算を足して、よりなめらかさを重視したい人 |
| AOC 24G42E/11 | 23.8型 / FHD / 180Hz / Fast IPS / Adaptive Sync / HDR10 | GS25F14より対戦寄り。180Hzクラスを狙いやすい | FPS中心でコスパよく上位寄りを選びたい人 |
| ASRock PG25FFT | 24.5型 / FHD / 180Hz / IPS / sRGB 126% / FreeSync | サイズ感が近く、色域も広め。2Wスピーカー内蔵 | 24.5インチで180Hz、スピーカーが欲しい人 |
ライバル比較の結論
- 価格を最優先するなら GS25F14
- 180Hzクラスをなるべく手頃に狙うなら AOC 24G42E/11
- 色の鮮やかさと速度のバランスなら PHILIPS 24M2N3200L/11
- 24.5インチのまま上位寄りにしたいなら ASRock PG25FFT
GS25F14は、最新の180Hz勢と真っ向勝負するモデルではありません。強みは、必要十分をしっかり押さえて、価格をかなり低く抑えていることです。
だからこそ、比較しても「安さを取るか、少し上の性能を取るか」が分かりやすく、入門向けとしての立ち位置はまだ十分あります。
まとめ
GIGABYTE GS25F14は、1万円台前半で買える入門向け144Hzモニターとしてかなり優秀です。ゲーム用として必要十分な性能があり、広色域で普段使いの見栄えも悪くありません。
反面、HDMI 1基、スピーカーなし、スタンド調整はチルトのみという弱点ははっきりしています。ここを許容できるなら、初めての1台として満足しやすいモデルといえるでしょう。
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