MSI「PRO MP243W」は、23.8インチ・フルHD・IPSパネルを採用した、仕事や普段使い向けのモニターです。
2023年発売のモデルで、現在はPRO MP243XWやPRO MP243W E14といった近いモデルもあります。この記事では、PRO MP243Wの特徴を確認しながら、3モデルの違いも整理します。
※本記事は製品仕様や販売情報をもとに整理しています。
結論|PRO MP243Wは今から選ぶべき?
PRO MP243Wは、仕事やWeb閲覧が中心なら、現在でも十分使える23.8インチモニターです。
ただ、新品で購入するならPRO MP243XWやPRO MP243W E14も候補に入ります。PRO MP243Wがかなり安ければ候補、価格差が小さければ新しいモデルを優先すると選びやすいでしょう。
30秒でわかるPRO MP243Wの選び方
| こんな人・使い方 | 判断 |
|---|---|
| PRO MP243Wをすでに使っている | 仕事中心なら買い替えを急ぐ必要はない |
| PRO MP243Wを安く買える | 価格次第では候補 |
| 新品価格の差が小さい | PRO MP243W E14を優先して比較 |
| 100Hzが欲しい | PRO MP243XW |
| 144HzやHDRが欲しい | PRO MP243W E14 |
| USB-C接続が必要 | 3モデルとも向かない |
| 高さ調整が必要 | 別モデルも含めて比較 |
PRO MP243Wのメリット・デメリット
メリット
- 扱いやすい23.8インチ・フルHD
- 広視野角のIPSパネル
- 3W+3Wスピーカー内蔵
- HDMIとDisplayPortを搭載
- ハードウェアブルーライトカット対応
デメリット
- 最大75Hzと現在では控えめ
- スタンドはチルトのみ
- USB-Cには非対応
- 旧モデルなので新品在庫を見つけにくい場合がある
PRO MP243Wの基本スペック
画像引用元:MSI
| 発売日 | 2023年3月 |
| 画面サイズ | 23.8インチ |
| パネル | IPS/ノングレア |
| 解像度 | 1920×1080(フルHD) |
| リフレッシュレート | 最大75Hz |
| 応答速度 | 5ms(GTG) |
| 視野角 | 178°(H)/178°(V) |
| 輝度 | 250cd/㎡ |
| コントラスト比 | 1,000:1 |
| 色域 | sRGBカバー率96.2% DCI-P3カバー率78.8% |
| 最大表示色 | 約1,677万色 |
| HDMI | HDMI 1.4b ×1 フルHD/最大75Hz |
| DisplayPort | DisplayPort 1.2a ×1 フルHD/最大75Hz |
| 音声出力 | ヘッドホン出力 ×1 |
| スピーカー | 3W+3W |
| スタンド | チルト:-5°~20° |
| VESA | 75×75mm |
| 本体サイズ | 541.93×182.16×421.79mm |
| 重量 | 約2.95kg |
| 消費電力 | 使用時18W/スタンバイ時0.5W |
| 保証 | 3年間 |
主な付属品
- HDMIケーブル
- 電源ケーブル
- ACアダプタ
- クイックスタートガイド
PRO MP243W・MP243XW・MP243W E14の違い
3モデルとも23.8インチ・フルHD・IPSという基本構成は共通しています。違いが大きいのは、リフレッシュレートをはじめとした表示性能です。
| 項目 | PRO MP243W | PRO MP243XW | PRO MP243W E14 |
|---|---|---|---|
| 発売 | 2023年3月 | 2023年9月 | 2026年6月 |
| 画面サイズ | 23.8インチ | 23.8インチ | 23.8インチ |
| 解像度 | フルHD | フルHD | フルHD |
| パネル | IPS | IPS | IPS |
| 最大Hz | 75Hz | 100Hz | 144Hz |
| 応答速度 | 5ms GTG | 1ms MPRT | 1ms MPRT |
| 輝度 | 250cd/㎡ | 300cd/㎡ | 300cd/㎡ |
| コントラスト比 | 1,000:1 | 1,000:1 | 1,500:1 |
| sRGB | 96.2% | 99% | 100% |
| DCI-P3 | 78.8% | 89% | 91% |
| スピーカー | 3W+3W | 3W+3W | 2W+2W |
| Adaptive-Sync | ○ | ○ | ○ |
| Eye-Q Check | ○ | ○ | ○ |
| HDR | × | × | ○ |
| VESA | 75×75mm | 75×75mm | 100×100mm |
| 主な位置づけ | 旧75Hzモデル | 100Hzモデル | 現行144Hzモデル |
※GTGとMPRTは測定方法が異なるため、応答速度の数値だけでは単純比較できません。
PRO MP243XW|100Hzへ強化
PRO MP243XWは最大100Hzに対応し、応答速度は1ms MPRT、輝度は300cd/㎡、sRGBカバー率は99%。PRO MP243Wと比べて、表示性能が一段引き上げられています。
PRO MP243W E14|144Hz対応の新しいモデル
PRO MP243W E14は2026年6月発売で、最大144Hz、1ms MPRT、輝度300cd/㎡、sRGBカバー率100%、HDRに対応します。
スピーカーは2W+2Wなので、PRO MP243W/MP243XWの3W+3Wより出力は小さめです。ただ、表示性能で比べると3モデルの中では最も充実しています。
23.8インチ・フルHDは仕事で扱いやすい
23.8インチ・フルHDはデスクに置きやすく、文字やアイコンも極端に小さくなりません。WordやExcel、ブラウザ、メールなどを中心に使うなら、扱いやすい組み合わせです。
複数のウィンドウを広く並べたい場合は、WQHDや4Kのほうが作業領域を確保しやすくなります。
IPSパネルで斜めからでも表示が変わりにくい
PRO MP243WはIPSパネルを採用し、水平・垂直ともに178°の視野角があります。斜めから見たときも色やコントラストが変化しにくいため、角度を付けてサブモニターとして使う場合にも向いています。
色域はsRGBカバー率96.2%、DCI-P3カバー率78.8%です。事務作業や動画視聴には使いやすい一方、色精度を重視する写真編集や映像制作を目的に選ぶモデルではありません。
最大75Hz|現在では控えめな性能
HDMIとDisplayPortのどちらでも、フルHD時に最大75Hzまで対応します。一般的な60Hzモニターより更新回数が多いため、マウスカーソルやスクロールの動きは少し滑らかです。
応答速度は5ms GTG。事務作業や動画視聴なら十分ですが、表示の滑らかさやゲーム性能を重視するなら、100Hz・144Hz対応モデルのほうが向いています。
仕事向けの便利な機能
ブルーライトカット・アンチフリッカー
ハードウェアブルーライトカットに対応しており、色味の変化を抑えながら青色成分を軽減できます。アンチフリッカーも備え、画面の細かなチラつきを抑える設計です。
Eye-Q Check
Eye-Q Checkでは、画面に表示されるパターンを使い、休憩を取る目安や姿勢を確認できます。
Adaptive-Sync
Adaptive-Syncにも対応します。対応するPC環境なら、ゲーム中に発生する画面のズレを抑えやすくなります。
Display Kit
MSIのDisplay Kitを利用すれば、カラーモードの変更やウィンドウ配置などをPC上から操作できます。
接続端子|HDMIとDisplayPortを搭載
画像引用元:MSI
映像入力
映像入力はHDMI 1.4b×1とDisplayPort 1.2a×1。2台の機器をつないだまま、入力を切り替えて使えます。
HDMIは1ポートだけで、USB-C映像入力にも対応していません。ノートPCをUSB-Cケーブル1本で接続したい場合には向かない構成です。
3W+3Wスピーカー
3W+3Wのステレオスピーカーを内蔵しています。Web会議や動画視聴で音を出す程度なら、外付けスピーカーを用意せずに使えます。
ヘッドホン出力もあり、ヘッドホンや外部スピーカーの接続も可能です。
スタンドはチルトのみ|VESA75対応
付属スタンドで調整できるのは、-5°~20°の上下角度だけです。高さ調整、スイベル、ピボットには対応していません。
75×75mmのVESAマウントに対応しているので、位置を細かく調整したい場合はモニターアームを利用できます。
2026年現在PRO MP243Wを選ぶ価値はある?
現在は100Hz対応のPRO MP243XWや、144Hz対応のPRO MP243W E14があります。表示性能だけで比べると、PRO MP243Wは控えめです。
以前の販売価格ではなく、購入時点の実売価格を新しいモデルと比べることが重要になります。
PRO MP243Wがかなり安ければ仕事用として選ぶ余地はあります。ただし、価格差が数千円程度ならPRO MP243XWやPRO MP243W E14も比較したほうがよいでしょう。
PRO MP243Wをおすすめする人・しない人
おすすめする人
- 仕事やWeb閲覧を中心に使う人
- PRO MP243Wを安く購入できる人
- スピーカー内蔵モデルが欲しい人
- HDMIとDisplayPortが1ポートずつあれば足りる人
おすすめしない人
- 100Hz以上の滑らかな表示を重視する人
- USB-CでノートPCを接続したい人
- 高さ調整やピボットが必要な人
- WQHDや4Kの広い作業領域が欲しい人
まとめ
PRO MP243Wは、仕事や普段使いなら現在でも使えるモデルです。ただ、新品で積極的に選ぶ理由は以前より少なくなっています。
安く購入できるなら候補、価格差が小さいならPRO MP243XWやPRO MP243W E14も比較するのがポイントです。
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