MSI「MAG 245F X24」は、23.8インチのフルHD画面に、240Hzと0.5msを組み合わせたゲーミングモニターです。
FPSやアクションゲームをなめらかな映像で遊びたい人にとって、必要な性能をそろえた1台といえます。※Hzやパネル、応答速度の違いから整理したい人は、ゲーミングモニターの選び方 完全版も先に読んでおくと判断しやすいです。
価格は23,800円前後で手を出しやすい一方、色域やスタンド機能は上位モデルほど強くありません。
ゲーム用として割り切れるかどうかが、購入前の判断ポイントです。
正直レビューしていきます!
MAG 245F X24の基本スペック
| パネルサイズ | 23.8インチ(16:9) |
| パネルタイプ | RAPID IPS(ノングレア) |
| 解像度 | 1920×1080(フルHD) |
| リフレッシュレート | 最大240Hz DisplayPort:フルHD/240Hz HDMI:フルHD/240Hz |
| 応答速度 | 0.5ms(GTG、最小値) |
| VRR | FreeSync Premium 対応 |
| HDR | HDR対応 |
| 色域 | sRGB 95% DCI-P3 87% |
| 端子 | HDMI 2.0b×2 DisplayPort 1.2a×1 ヘッドホン出力×1 |
| スタンド | チルト(下-5°/上20°) 高さ調整:非対応 スイベル:非対応 ピボット:非対応 |
| VESA | 100×100mm |
| スピーカー | 非搭載 |
結論|フルHDでFPSを遊ぶなら候補に入る240Hzモデル
https://jp.msi.com/Monitor/MAG-245F-X24
MAG 245F X24は、23.8インチ・フルHD・240Hz・0.5msを手頃な価格帯にまとめたFPS向けモニターです。eスポーツ系タイトルを中心に遊ぶ人なら、必要な性能を押さえやすいモデルといえます。
ただし、色域や設置調整まで重視する人は慎重に選びたいところです。※近いサイズ帯で比較したい人は、23.8~24.5型おすすめゲーミングモニターまとめも参考になります。
30秒診断|MAG 245F X24が合う人・合わない人
| チェック項目 | 判断 |
|---|---|
| FPSや対戦ゲームをフルHDで遊びたい | 合う |
| 144Hzよりなめらかな表示を試したい | 合う |
| 24インチ前後の扱いやすいサイズがいい | 合う |
| 色を扱う作業にも使いたい | 合いにくい |
| 高さ調整できるスタンドがほしい | 合いにくい |
| モニター内蔵スピーカーを使いたい | 合いにくい |
ゲーム中心なら選びやすいですが、仕事用やクリエイティブ用途まで1台で済ませたい人は、別モデルも比べたほうが安心です。
立ち位置|23.8インチ×フルHD×240Hzの定番ど真ん中
MAG 245F X24の立ち位置は、フルHDゲーミングモニターの中でも「FPS向けの標準クラス」です。
23.8インチは画面全体を追いやすく、ミニマップや敵の位置を素早く確認したいゲームと相性がよいサイズです。
フルHDなので、WQHDや4KよりもPC側の負荷を抑えやすいのも特徴です。高性能なGPUでなくても高fpsを狙いやすく、240Hzの性能を活かしやすくなります。※フルHDで遊ぶPC構成も含めて考えるなら、ゲーミングPCの選び方 完全版も確認しておくと失敗しにくいです。
一方で、24インチ前後の240Hzモニターは競争が激しいジャンルです。MAG 245F X24は23,800円前後で十分手頃ですが、最安値だけを狙うならほかの候補もあります。
とにかく安さだけで選ぶより、RAPID IPS・0.5ms・FreeSync Premiumなどを含めて判断したいモデルです。
注目ポイント|MAG 245F X24を選ぶ理由
MAG 245F X24の注目点は、次の4つです。
| 注目ポイント | 内容 |
|---|---|
| 240Hz対応 | 144Hzよりも動きがなめらかで、FPS系と相性がよい |
| 0.5ms GTG | 残像感を抑えた表示を狙える |
| RAPID IPS | 速さと見え方のバランスを取りやすい |
| 23.8インチ | 画面全体を把握しやすく、机にも置きやすい |
FPS向けの基本性能を短く押さえたい人にとって、MAG 245F X24は分かりやすい候補です。
画質|ゲームや動画には十分、色を扱う作業は割り切りたい
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MAG 245F X24は、フルHD解像度のRAPID IPSパネルを採用しています。
23.8インチのフルHDは文字やゲーム画面のバランスがよく、粗さも目立ちにくいサイズです。
RAPID IPSなので、一般的なTN系パネルよりも色の見え方や視野角で扱いやすく、ゲームだけでなく動画視聴にも使いやすい画面です。正面以外から見ても、極端に見づらくなりにくいのはIPS系の強みです。
一方で、色域はsRGB 95%です。最近のゲーミングモニターではsRGB 99%以上のモデルも多いため、色域だけを見るとやや控えめです。
ゲームや動画視聴なら問題なく使えますが、写真編集や色味を合わせる作業にはあまり向きません。色を扱うデスクワークも重視するなら、sRGB 99%以上や色精度を重視したモニターを選ぶほうが無難です。
HDRにも対応しています。ただし、DisplayHDRのような標準規格に対応するタイプではないため、明暗差の迫力を大きく期待しすぎないほうが安全です。HDRは「対応していると便利」くらいに考えると、実際の満足度とのズレを抑えられます。
ゲーミング性能|FPSやeスポーツ系タイトルと相性がいい
MAG 245F X24の中心は、最大240Hzのリフレッシュレートです。
1秒間に最大240回映像を書き換えられるため、144Hzよりも動きが細かく表示されます。
FPS、TPS、バトルロイヤル、レースゲームのように、視点移動が速いゲームでは差を感じやすいです。敵を追う、振り向く、エイムを合わせるといった動作で、画面の流れがなめらかになります。
応答速度は0.5ms(GTG、最小値)です。実際の見え方は設定やゲーム環境にも左右されますが、スペック上は残像感を抑えたい人に合う性能です。
FreeSync Premiumにも対応しているため、対応するPC環境なら画面のズレやカクつきを抑えやすくなります。fpsが常に240に張り付かない場面でも、表示の乱れを軽減しやすいのはメリットです。※遊びたいタイトルごとの必要スペックを見たい場合は、ゲーム別おすすめPCスペック一覧も参考になります。
機能性|ゲーム向け機能はあるが、音は別で用意したい
MAG 245F X24は、ゲーム向けの補助機能も備えています。
AIビジョンは、映像シーンに合わせて明るさや彩度を調整する機能です。暗い場面を見やすくしたいときや、映像のメリハリを出したいときに役立ちます。
ブルーライトカットやアンチフリッカーにも対応しています。長時間プレイする人にとって、目への負担を抑える機能があるのは安心材料です。
スピーカーは内蔵していないため、音を出すにはヘッドセット、イヤホン、外部スピーカーのどれかが必要です。動画視聴やゲーム機用として考えている人は、音の出し方も先に決めておきましょう。
接続性|PCでもHDMI 240Hz対応、ゲーム機は1080p/120Hzが目安
MAG 245F X24の映像端子は、HDMI 2.0bが2つ、DisplayPort 1.2aが1つです。
フルHD解像度では、HDMIとDisplayPortのどちらでも最大240Hzに対応します。
PCで使う場合は、基本的にDisplayPort接続が無難です。GPU側にDisplayPortがあるなら、まずはこちらを選ぶと設定しやすくなります。HDMIでも240Hzに対応しますが、PCやケーブル側の条件によっては表示設定の確認が必要です。
PS5やXbox Series系のゲーム機では、フルHD/120Hzが目安になります。家庭用ゲーム機は多くのタイトルが最大120Hzまでなので、モニター側の240Hzをそのまま使い切る場面は限られます。
USB-C入力やUSB-C給電には対応していないため、ノートPCとケーブル1本でつなぎたい人には不向きです。
スタンド・設置|チルトのみ。高さ調整したい人は対策が必要
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MAG 245F X24のスタンド調整は、上下角度を変えるチルトのみです。
高さ調整、左右の首振り、縦回転には対応していません。
高さを変えられないため、目線が合わない場合はモニター台やアームで調整する前提で考えましょう。
より細かく位置を変えたいなら、VESA100対応のモニターアームを使う方法もあります。高さや奥行きを動かしやすくなるため、設置環境にこだわる人はこちらのほうが快適です。
※設置性を改善したい人は、ゲーミングモニターをモニターアームに乗せるメリットも参考になります。
本体重量は約3.3kgなので、対応するモニターアームの選択肢も多めです。ただし、アームを使う場合は机の厚みや固定方式も確認しておきましょう。
良い点/気になる点
| 良い点 | 内容 |
|---|---|
| 240Hz対応 | FPSや対戦ゲームでなめらかな表示を狙える |
| 0.5ms GTG | 残像感を抑えたい人に合う |
| 23.8インチ | 画面全体を把握しやすい |
| RAPID IPS | 速さと見え方のバランスがよい |
| 気になる点 | 内容 |
|---|---|
| sRGB 95% | 色を扱う作業にはやや物足りない |
| HDRは過度な期待をしにくい | DisplayHDR対応モデルではない |
| スピーカーなし | 音声機器を別に用意する必要がある |
| スタンド調整が少ない | 高さ調整や回転はできない |
| 最安値クラスではない | 24インチ前後の240Hzはライバルが多い |
弱点の回避策|買う前にできる確認
スピーカーなしは、ヘッドセットや外部スピーカーを用意すれば解決できます。FPSを遊ぶなら、足音や方向感を取りやすいヘッドセットを組み合わせるほうが実用的です。
スタンド調整の少なさは、モニター台やモニターアームである程度カバーできます。高さを合わせたい人は、購入前に机の奥行きとVESA対応アームの設置条件を見ておくと失敗しにくいです。
一方で、色域やHDRの表現力はあとから大きく変えられません。色を扱う作業やHDR映像の迫力を重視する人は、最初から別モデルを選ぶほうが安全です。
おすすめする人/おすすめしない人
おすすめする人
- フルHDでFPSや対戦ゲームを遊びたい人
- 144Hzから240Hzへステップアップしたい人
- 23.8インチ前後の扱いやすいサイズがほしい人
- 2万円台前半で240Hzモニターを探している人
- 音はヘッドセットや外部スピーカーで用意する人
おすすめしない人
- 色を扱う作業にも使いたい人
- 高さ調整できるスタンドが必須の人
- モニター内蔵スピーカーを使いたい人
- 4KやWQHDの高精細な画面がほしい人
- とにかく最安値の240Hzモデルを探している人
ライバル比較|24インチ前後の240Hzモデルと比べる
| モデル | サイズ | 解像度 | リフレッシュレート | 応答速度 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| MSI MAG 245F X24 | 23.8インチ | フルHD | 240Hz | 0.5ms GTG | RAPID IPS、AIビジョン、FreeSync Premium |
| IODATA EX-GD251UH | 24.5インチ | フルHD | 240Hz | 1ms GTG | GigaCrysta、低遅延重視、価格重視で選びやすい |
| Dell SE2426HG | 23.8インチ | フルHD | 240Hz | 0.5ms GTG | Dellブランド、IPS、シンプルな240Hzモデル |
| REGZA RM-G245R | 23.8インチ | フルHD | 240Hz | 1ms GTG | Fast IPS、sRGB 99%、スピーカー内蔵 |
価格重視ならIODATA EX-GD251UH、シンプルなDell製品がよいならSE2426HG、スピーカーやsRGB 99%を重視するならREGZA RM-G245Rも候補です。
MAG 245F X24は、0.5ms、RAPID IPS、MSIのゲーム向け機能を含めて選びたい人に合います。最安値だけで決めるより、機能と価格のバランスで見たほうが判断しやすいモデルです。
※24インチ前後の候補を広く見たい場合は、23.8~24.5型おすすめゲーミングモニターまとめも参考になります。
まとめ|FPS用の定番スペックを手頃にそろえたい人向け
MSI MAG 245F X24は、23.8インチ・フルHD・240Hz・0.5msをそろえた、FPS向けの手頃なゲーミングモニターです。
接続方法や設置環境を確認して選べば、はじめての240Hz候補として検討しやすい1台といえるでしょう。
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