結論|JN-T245G300Fはこんな人向けのゲーミングモニター
JAPANNEXT「JN-T245G300F」は、「とにかく安く300Hzを体験したいFPSプレイヤー」に向く1台です。
1万円台後半で300Hz対応という価格は魅力的ですが、HDMI接続では最大240Hzまでしか出せない点と、TNパネル特有の視野角の狭さは事前に理解しておきましょう。
画質よりも“スピード重視”。その割り切りができるなら、コスパは非常に高いモデルです。
▶ゲーミングモニターの選び方(Hz・パネル・応答速度)も先にチェック
正直レビューしていくので、ぜひ参考にしてください!
JN-T245G300Fの基本スペック
| パネルサイズ | 24.5インチ |
| パネルタイプ | TN |
| 解像度 | 1920×1080 |
| リフレッシュレート | 300Hz |
| 視野角 | H170°、V160° |
| 輝度 | 400cd/m2 |
| コントラスト比 | 1000:1 |
| 応答速度 | OD:3ms(GtoG) MPRT:1ms |
| 最大表示色 | 1677万色 |
| 色域 | sRGB 100% DCI-P3 93% |
| HDR | HDR400相当 |
| スピーカー | 2W×2 |
| サイズ(約) | 557×446×200mm |
| 重量(約) | 3.5kg |
| 接続 | HDMI×2 DisplayPort×2 オーディオ出力 |
| 消費電力 | 通常18W |
| 主な付属品 | マニュアル、保証書 VESAマウント延長スペーサー 電源ケーブル DPケーブル |
この機種の“立ち位置”を一言で
24.5インチ・フルHD・300Hzという構成は、いわば「競技系FPS向けの王道サイズ」です。
- 解像度:1920×1080(フルHD)
- サイズ:24.5インチ
- パネル:TN
- リフレッシュレート:300Hz
- 現在価格:17000円台(Amazon限定モデル)
この価格帯では通常144Hz〜200Hzが中心です。
それに対して本機は300Hz対応。
同価格帯の中では「とにかくHzが強い」立ち位置にあります。
一方で、WQHD解像度やIPSパネルのような“画質重視モデル”とは方向性が異なります。
本機はあくまで「反応速度優先」タイプです。
注目ポイントまとめ(良い点と注意点)
https://jp.japannext.com/products/jn-t245g300f
◎ 注目ポイント
- 300Hz対応(DisplayPort接続時)
- MPRT 1ms(100Hz以上で有効)
- sRGB 100% / DCI-P3 93%の広色域
- 最大輝度400cd/m²
- HDMI×2 / DP×2の豊富な端子
- PS5でフルHD 120Hz対応
- 消費電力が最大36Wと低め
▲ 注意点
- HDMIでは最大240Hzまで
- TNパネルのため視野角が狭い
- スタンド機能はチルトのみ(高さ調整なし)
- HDRは“HDR400相当”で正式認証なし
特に重要なのは、300Hzを出すにはDisplayPort 1.4接続が必須という点です。
HDMIでは240Hzまでなので、ここは本文中盤でもう一度触れます。
画質(パネル・色域・HDR)の実力
■ TNパネルの特徴
本機はTNパネルを採用しています。
TNは、
- 応答速度が速い
- 価格が安い
というメリットがあります。
一方で、
- 視野角(H170° / V160°)が狭い
- 横や上から見ると色が変わりやすい
という弱点があります。
そのため、正面から1人でプレイするFPS用途には適している一方で、
動画編集や写真加工のような色の正確さが求められる作業には向きません。
■ 色域と明るさ
- sRGB 100%
- DCI-P3 93%
- 輝度 400cd/m²
- コントラスト比 1000:1
TNパネルとしては色域が広めです。
ゲームや動画視聴では、十分に鮮やかさを感じられます。
ただし、HDRはHDR400相当であり、DisplayHDRのような公式認証はありません。
そのため、「HDRだから劇的に変わる」と期待しすぎるのは禁物です。
明るい部分と暗い部分の差は感じられますが、
本格的なHDR体験を求める人は上位モデルを検討しましょう。
ゲーミング性能(このモニターの本質)
■ 300Hzの意味
300Hzとは、1秒間に300回画面を書き換えること。
一般的な60Hzモニターと比べると、5倍の更新回数になります。
FPSでは、
- 敵の動きが滑らかに見える
- エイムの追従がしやすい
- 残像が減る
というメリットがあります。
ただし重要なのは、PC側も300fps近く出せる性能が必要ということです。
■ 応答速度とMPRT
- GtoG:3ms
- MPRT:1ms(100Hz以上で有効)
MPRTは残像を減らす技術です。
100Hz以上で有効になるため、この300Hzモデルとは相性が良い設計です。
競技系FPS(VALORANT / Apex Legends / CS2など)を高フレームレートで遊ぶ人に向いています。
■ AdaptiveSync対応
FreeSync(AdaptiveSync)対応なので、
フレームレートのズレによるティアリングを防げます。
これにより、
- 画面の横割れを抑える
- カクつきを軽減する
効果が期待できます。
接続性と“落とし穴”
■ 端子構成
- HDMI 2.0 ×2(最大240Hz)
- DisplayPort 1.4 ×2(最大300Hz)
- オーディオ出力
- 2W×2スピーカー
この価格帯でDPが2つあるのは珍しいです。
ただし再度強調します。
HDMIでは300Hzは出ません。最大240Hzです。
PCで300Hzを使うなら、必ずDisplayPort 1.4で接続してください。
PS5はフルHD 120Hz対応なので、コンソール用途でも問題なく使えます。
▶DisplayPortがゲーミングで重要な理由(高Hzを安定させるコツ)
機能性と使い勝手
- フリッカーフリー
- ブルーライト軽減
- 非光沢パネル
長時間プレイ時の目の負担を軽減する設計です。
消費電力も通常18Wと低めで、
電気代を抑えられる点もメリットです。
スタンド・設置性
- チルト:-5°〜+15°
- 高さ調整:なし
- スイーベル:なし
- ピボット:なし
- VESA 75×75対応
- 重量:約3.5kg
スタンドはシンプルです。
高さ調整ができないため、デスク環境によってはモニターアームの使用を検討しましょう。
軽量なので、アームとの相性は良好です。
良い点・気になる点
◎ 良い点
- 1万円台後半で300Hz
- DP×2の豊富な端子
- 低消費電力
- 軽量設計
- FPS向けサイズ
▲ 気になる点
- HDMIは240Hzまで
- 視野角が狭い
- スタンド機能が限定的
- HDRは体感差あり
致命的な欠点はありませんが、“割り切り型”モデルです。
JN-T245G300F-HSPとの違い
同シリーズにJN-T245G300F-HSPがあります。
違いはスタンド機能です。
| 項目 | JN-T245G300F | JN-T245G300F-HSP |
|---|---|---|
| チルト | -5°+15° | -5°+20° |
| 高さ調整 | なし | 115mm |
| スイーベル | なし | L30°/R30° |
| ピボット | なし | R90° |
| 価格 | 約17,500円 | 約25,000円~ |
HSPはスタンドが非常に高機能です。
机環境にこだわるならHSP版が安心です。
現時点での価格差は約8,000円ほど。アームを使うなら無印で十分です。
こんな人におすすめ/おすすめしない
■ おすすめ
- 300Hzを安く体験したい
- FPS中心でプレイする
- DisplayPort接続できるPCを持っている
- アーム使用が前提で軽量機が欲しい
■ おすすめしない
- 色精度重視のクリエイター
- 広視野角を求める人
- HDRを重視する人
- スタンド機能にこだわる人
ライバル比較(方向性の違い)
| モデル | Hz | パネル | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 本機 | 300Hz | TN | 最安級300Hz |
| Dell SE2426HG | 240Hz | Fast IPS | 画質重視 |
| JN-IPS27G144F | 144Hz | IPS系 | バランス型 |
速度特化なら本機。
画質や視野角を重視するならIPS機を選びましょう。
まとめ
JAPANNEXT JN-T245G300Fは、
1万円台後半で300Hzを実現したコスパ重視モデルです。
DisplayPort接続が前提であること、TNパネルの特性を理解すること。
この2点を納得できるなら、FPS用途では十分な実力を持っています。
“とにかく速さを優先したい”そんな人に向いた1台です。
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