27インチのゲーミングモニターは、24インチ前後より画面が大きく、RPGや動画だけでなく、FPSや仕事まで1台で兼用しやすいサイズです。
同じ27インチでも、フルHD・WQHD・4Kでは向いている使い方が変わります。144Hzから300Hz以上まであり、Mini LEDや有機ELも選べるため、まずは用途に合った解像度と性能を決めておくと選びやすくなります。
この記事では、144Hz以上の27インチ前後から10機種を厳選し、解像度・Hz・画質・使い方の違いを比較します。
結論|迷ったら27インチ・WQHDから考える

27インチで迷っているなら、まずはWQHD・180~210Hz前後から考えるのがおすすめです。フルHDより画面の粗さを抑えやすく、4KほどPCへの負荷も大きくありません。
価格を抑えるならPhilips「27M2N3500NL/11」、Fast IPSと210Hzを重視するならASUS「VG27AQ5A」が候補です。FHD・240Hzや4K、OLEDは、用途がはっきりしているなら選ぶ理由があります。
※27インチで迷ったときの中心候補になるWQHDは、WQHDゲーミングモニター比較で価格・Hz・パネル別に候補を広げられます。
30秒でわかるおすすめ診断
| 重視する条件 | おすすめモデル |
|---|---|
| 144Hzで十分・高さ調整も欲しい | LG 27G414B-B |
| 安く240Hzを選びたい | Dell SE2726HG |
| WQHDを安く選びたい | Philips 27M2N3500NL/11 |
| WQHDの総合力を重視 | ASUS VG27AQ5A |
| ゲームと仕事を1台で兼用 | Dell S2725DC |
| WQHDで300Hzを狙いたい | LG 27G64NA-B |
| Mini LEDを比較的安く選びたい | AOC Q27G40XMN/11 |
| WQHD・OLEDを選びたい | LG 27GX704A-B |
| 4KとFHD高Hzを1台で切り替えたい | IODATA EX-GDU271JLAQD |
| 4K・QD-OLED・240Hzを求める | Dell AW2725Q |
27インチゲーミングモニターのメリット・デメリット
メリット
- RPGや動画で画面の大きさを生かしやすい
- WQHDとの相性が良く、ゲームと普段使いを兼用しやすい
- フルHD・WQHD・4Kから用途に合わせて選べる
デメリット
- フルHDでは24インチ前後より粗さを感じやすい
- WQHD・4KではPCへの負荷が増える
- FPSでは24インチ前後のほうが画面全体を追いやすい場合がある
おすすめ10機種の比較表
| モデル | サイズ | 解像度 | パネル | 最大Hz | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| LG 27G414B-B | 27インチ | FHD | IPS | 144Hz | 高さ調整、スピーカー |
| Dell SE2726HG | 27インチ | FHD | IPS | 240Hz | 低価格で240Hz |
| Philips 27M2N3500NL/11 | 27インチ | WQHD | Fast VA | 180Hz | 低価格WQHD |
| ASUS VG27AQ5A | 27インチ | WQHD | Fast IPS | 210Hz | ELMB Sync、スピーカー |
| Dell S2725DC | 27インチ | WQHD | IPS | 144Hz | USB-C 65W、高機能スタンド |
| LG 27G64NA-B | 27インチ | WQHD | IPS | 300Hz | DisplayHDR 400、高さ調整 |
| AOC Q27G40XMN/11 | 27インチ | WQHD | Fast VA+QD-Mini LED | 180Hz | 1152ゾーン、DisplayHDR 1000 |
| LG 27GX704A-B | 26.5インチ | WQHD | OLED | 240Hz | 0.03ms GTG、True Black 400 |
| IODATA EX-GDU271JLAQD | 27インチ | 4K / FHD | QD-Mini LED・HFS | 180Hz / 360Hz | 2304ゾーン、DFR |
| Dell AW2725Q | 26.7インチ | 4K | QD-OLED | 240Hz | 0.03ms GTG、HDMI 2.1 |
27インチゲーミングモニターの選び方

フルHD・WQHD・4Kは用途で決める
高fpsとPC負荷の軽さを優先するならフルHD、ゲームと普段使いのバランスならWQHD、映像の細かさを優先するなら4Kという考え方が基本です。
筆者も27インチ・フルHDを使っていましたが、24インチと比べると若干の粗さを感じました。それでも少し距離を取ればゲームは問題なく遊べますし、仕事や動画まで1台でこなせる画面の大きさは便利でした。
現在は仕事や動画用に27インチ4Kを使っており、文字や映像は細かくなる反面、ゲームではPCへの負荷も大きくなります。
※PC負荷を抑えて高fpsを優先するなら、フルHDゲーミングモニターおすすめから24インチ前後も含めて比較できます。
144Hz・180~240Hz・300Hz以上をどう選ぶか
RPG、アクション、家庭用ゲーム機を中心に使うなら144~180Hz、FPSも遊ぶなら180~240Hzが候補です。300Hz以上は、PC側でもかなり高いfpsを出せる場合に検討するとよいでしょう。
モニターを300Hzへ替えても、ゲームが自動的に300fpsで動くわけではありません。PC性能に合わない高Hzへ予算を使うなら、解像度やスタンド、画質を優先したほうが合う場合もあります。
※FPSを中心にHz・サイズ・残像の優先順位を整理したい人は、FPS向けゲーミングモニターの選び方も参考になります。
液晶・Mini LED・OLEDの違いを見る
価格を抑えるならIPSやVAが基本です。HDRや黒の表現まで重視するなら、ローカルディミングに対応したMini LEDも候補に入ります。
OLEDは画素自体が発光するため、深い黒を表現しやすく、応答速度も高速です。一般的な液晶より予算は上がるので、画質や応答性能にどこまでお金をかけるかで判断するとよいでしょう。
※OLEDやQD-OLEDまで含めて画質重視で探すなら、有機ELゲーミングモニターおすすめでWQHD・4K・高Hzモデルを比較できます。
仕事と兼用するならUSB-Cとスタンドも確認する
ノートPCも接続するなら、USB-C映像入力と給電があるとケーブルを減らせます。S2725DCはUSB-CでDisplayPort Alt Modeと最大65W給電に対応し、高さ・チルト・スイベル・ピボットも調整できます。
※ノートPCとの1本接続を重視する場合は、USB-C対応ゲーミングモニターから給電W数まで比較しておくと選びやすいです。
筆者も高さ調整のないモニターで位置が合わず、後からモニターアームを購入した経験があります。スタンドの調整範囲は、購入前にデスク環境と合わせて確認しておきたい部分です。
※高さ調整がないモデルを選ぶなら、VESA規格や耐荷重を含めてモニターアームの選び方も確認しておくと安心です。
27インチゲーミングモニターおすすめ10選
LG 27G414B-B|144Hzで十分なら使いやすい入門モデル
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | フルHD |
| パネル | IPS |
| 最大Hz | 144Hz |
| 応答速度 | 5ms GTG |
| スタンド | 高さ80mm・チルト |
| 主な特徴 | 1ms MBR、G-SYNC Compatible、FreeSync、スピーカー |
27G414B-Bは、最大Hzを追うより、27インチの大きさや高さ調整、スピーカーを重視したい人向けです。
「1ms MBR」は、黒挿入によって残像感を抑える機能です。色の変化にかかるGTG応答速度とは別で、本機のGTGは5ms。MBRを使うと、VRRなど一部機能は利用できなくなります。
Dell SE2726HG|フルHD・240Hzを安く選ぶ
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | フルHD |
| パネル | IPS |
| 最大Hz | 240Hz |
| スタンド | チルト |
| 主な特徴 | HDMI・DisplayPortで最大240Hz |
SE2726HGは、27インチでPC負荷を抑えつつ、240Hzを使いたい人に向いています。
フルHDなので、近くから見ると24インチ前後より画素の粗さが気になる場合があります。映像の細かさより高fpsを優先したいかどうかが、選ぶときの分かれ目です。
Philips 27M2N3500NL/11|WQHDを安く選びたい
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | WQHD |
| パネル | Fast VA |
| 最大Hz | 180Hz |
| スタンド | チルト |
| 主な特徴 | DCI-P3 95%、HDR対応 |
27M2N3500NL/11は、予算を抑えながら27インチ・WQHDへ移行したい人向けです。
スタンドはチルトのみ。高さを細かく合わせたいなら、モニターアームの追加も含めて考えておく必要があります。
ASUS TUF Gaming VG27AQ5A|WQHD・210Hzの総合候補
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | WQHD |
| パネル | Fast IPS |
| 最大Hz | 210Hz |
| 応答速度 | 1ms GTG・0.3ms最小 |
| スタンド | チルト |
| 主な特徴 | ELMB Sync、FreeSync Premium、2W×2スピーカー |
VG27AQ5Aは、WQHDを選びつつ200Hzを超える速度も欲しい人向けです。ELMB Syncにも対応しています。
最大210Hzを使えるのはDisplayPort接続時で、HDMIでは最大144Hzです。スタンドもチルトのみなので、接続方法と画面位置の両方を確認してから選びたいところです。
Dell S2725DC|ゲームと仕事を1台で兼用
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | WQHD |
| パネル | IPS |
| 最大Hz | 144Hz |
| 映像端子 | HDMI、DisplayPort、USB-C |
| スタンド | 高さ・チルト・スイベル・ピボット |
| 主な特徴 | USB-C最大65W給電、USBハブ、スピーカー |
S2725DCはゲーミング専用モデルではありません。仕事や動画も含めて、27インチ1台にまとめたい人向けのモデルです。
USB-Cは映像入力と最大65W給電に対応し、スタンドの調整範囲も広め。高Hzを最優先するより、ノートPCとの接続性や普段の使いやすさを重視する人に合います。
LG 27G64NA-B|WQHDで300Hzを狙う
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | WQHD |
| パネル | IPS |
| 最大Hz | 300Hz |
| 応答速度 | 1ms GTG |
| HDR | DisplayHDR 400 |
| スタンド | 高さ130mm・チルト・ピボット |
WQHDのまま300Hzまで狙いたいなら、27G64NA-Bが候補です。
この性能を生かすには、PC側にも相応の余裕が必要になります。普段遊ぶゲームでどこまでfpsを出せるかを見てから選ぶほうが無駄がありません。
WQHDで高fpsを狙えるPC構成はゲームによって変わるため、ゲーム別おすすめPCスペックから遊ぶタイトルの目安を確認できます。
AOC Q27G40XMN/11|Mini LEDを比較的安く選べる
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | WQHD |
| パネル | Fast VA+Quantum Dot |
| バックライト | Mini LED・1152ゾーン |
| 最大Hz | 180Hz |
| 応答速度 | 1ms GTG |
| HDR | DisplayHDR 1000 |
Q27G40XMN/11は、最大HzだけでなくHDRや黒の表現も重視したい人向けです。1152ゾーンのQD-Mini LEDとDisplayHDR 1000に対応しています。
スタンドはチルトのみなので、画面位置の調整より画質性能へ予算を使いたい人のほうが選びやすいでしょう。
LG 27GX704A-B|WQHD・240HzのOLED
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 画面サイズ | 26.5インチ |
| 解像度 | WQHD |
| パネル | OLED・グレア |
| 最大Hz | 240Hz |
| 応答速度 | 0.03ms GTG |
| HDR | DisplayHDR True Black 400 |
| スタンド | 高さ・チルト・スイベル・ピボット |
27GX704A-Bは、WQHDでOLEDの黒表現と高速応答を求める人向けです。
一般的なWQHD液晶より価格は上がります。240Hzだけが目的なら液晶モデルもあるため、OLEDの画質特性や応答性能まで重視するかで判断したいモデルです。
IODATA EX-GDU271JLAQD|4K・Mini LED・FHD 360Hzを1台で
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度・最大Hz | 4K・180Hz / FHD・360Hz |
| パネル | IPS方式(HFS)+Quantum Dot |
| バックライト | Mini LED・2304ゾーン |
| 応答速度 | 0.5ms GTG |
| HDR | DisplayHDR 1400 |
| 主な特徴 | DFR、Focus Mode、Clear AIM2 |
EX-GDU271JLAQDは、4Kの高精細表示とFPS向けの高Hzを1台で使い分けたい人向けです。
4Kでは最大180Hz、フルHDでは最大360Hz。QD-Mini LEDは2304ゾーンで、DisplayHDR 1400にも対応しています。
Focus Modeでは27インチと24インチ相当の表示を切り替えられます。普段は4K、FPSではFHD・360Hzや小さめの表示を使いたい人なら、この切り替え機能を生かしやすいでしょう。
Dell AW2725Q|4K・240HzのQD-OLED
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 画面サイズ | 26.7インチ |
| 解像度 | 4K |
| パネル | QD-OLED |
| 最大Hz | 240Hz |
| 応答速度 | 0.03ms GTG |
| VRR | G-SYNC Compatible、FreeSync Premium Pro、VESA AdaptiveSync |
| 映像端子 | DisplayPort 1.4、HDMI 2.1×2 |
AW2725Qは、27インチ前後で4K・QD-OLED・240Hzをまとめて求める人向けです。
EX-GDU271JLAQDが4K 180HzとFHD 360Hzを切り替えるMini LEDモデルなのに対し、AW2725Qは4Kのまま240HzとQD-OLEDを使いたい人向け。高Hz時にも4Kを維持したいかどうかが大きな違いです。
27インチゲーミングモニターをおすすめする人・しない人
おすすめする人
- RPGや動画を大きな画面で楽しみたい
- ゲームと仕事・普段使いを1台で兼用したい
- WQHDを中心に解像度とHzを選びたい
- Mini LEDやOLEDまで含めて画質を選びたい
おすすめしない人
- FPSで画面全体の把握しやすさを最優先する
- デスクが狭く、画面との距離を取りにくい
- WQHDや4Kを動かせるPC性能がない
まとめ
27インチで迷ったら、まずWQHDを基準に考えると選択肢を絞りやすくなります。価格を抑えるなら「27M2N3500NL/11」、210HzのFast IPSなら「VG27AQ5A」が候補です。
高Hz、Mini LED、OLED、4Kが必要なら、30秒診断から用途に合うモデルを絞り込んでください。
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