PCやPS5、Nintendo Switchなど、複数の機器を1台のモニターに接続したいなら、HDMI端子が2つ以上あるモデルが便利です。
ただし、HDMI端子の数が同じでも、接続時に出せるリフレッシュレートは機種によって違います。
本記事の内容
- HDMI端子が2つあるゲーミングモニターの選び方
- HDMI端子が2つ以上あるおすすめゲーミングモニター8選
HDMI端子が1つしかないと、複数のゲーム機やレコーダーを使うたびにケーブルを抜き差しすることになります。
そこでこの記事では、HDMI端子が2つ以上のおすすめモニター8機種を、接続時の最大Hzも含めて比較します。
今のモニターを買い替えずに接続機器を増やす方法も紹介します。画面サイズや解像度から決めたい人は、ゲーミングモニターの選び方も参考にしてください。
HDMI端子が2つ以上あるゲーミングモニターの選び方
画面サイズで選ぶ

画面が大きいほどゲームや動画に迫力が出ます。また、同じ解像度・表示倍率なら文字も大きくなるため、普段使いでも読みやすくなります。
一方、大きすぎる画面は全体を把握するための視線移動が増えやすく、競技FPSでは好みが分かれます。
FPS中心なら24~25インチ前後、RPGや作業との兼用なら27インチも候補です。サイズで迷う人は、24インチ前後のおすすめモデルも参考になります。
解像度で選ぶ

解像度はフルHD<WQHD<4Kの順に高くなり、文字やゲームの細部をより細かく表示できます。作業時に表示できる情報量も、画面のサイズや拡大率の設定によって変わります。
27インチならWQHD、細部の精細さまでこだわるなら4Kが候補。ゲームの映像美を重視する人ほど、解像度の違いが選ぶポイントになります。
ただし、PCゲームを高解像度で動かすにはGPU性能も必要です。予算やフレームレートを優先するならフルHDでも十分。WQHDを広く比較したい人は、WQHDモニターの条件別まとめもどうぞ。
リフレッシュレートで選ぶ

FPSなど動きの速いゲームでは、リフレッシュレートが高いほど動きを細かく表示できます。滑らかさを重視するなら、144Hz以上を目安にすると選びやすいでしょう。
ただし、240Hzや320Hzを活かすには、ゲーム側でも高いフレームレートを出せることが大切です。モニターの最大Hzだけでなく、PCの性能やプレイするゲームも考えて選びましょう。
特に注意したいのは、製品の最大HzとHDMI接続時の最大Hzが同じとは限らないこと。HDMI端子ごとに上限が違う機種もあります。接続条件を詳しく知りたい人は、HDMIで何Hzまで出せるかも参考にしてください。
HDMI切り替え器で接続機器を増やす方法もある

今のモニターの性能に不満がなく、HDMI入力だけが足りないなら、HDMI切り替え器を使う方法もあります。
PCとゲーム機を切り替え器につなげば、モニター側のHDMI端子が1つでも、機器を差し替えずに映像を切り替えられます。
ただし、切り替え器自体が対応していないと4K/120HzやVRRなどを利用できない場合があります。使いたい解像度・Hzに対応する製品を選びましょう。
HDMI端子が2つ以上あるおすすめゲーミングモニター8選
HDMI端子を2基搭載する8機種を、画面サイズ・解像度・リフレッシュレートで比較しました。価格を抑えたい人から、4Kや有機ELを選びたい人まで、用途別に紹介します。
おすすめ8機種の比較一覧
| 製品名 | 画面サイズ | 解像度 | 最大Hz | HDMI端子 | HDMI接続時の最大Hz |
|---|---|---|---|---|---|
| Dell SE2426HG | 23.8型 | フルHD | 240Hz | 2基 | フルHD/240Hz |
| ASUS TUF Gaming VG259Q5A | 24.5型 | フルHD | 200Hz | 2基 | フルHD/200Hz |
| Dell SE2726HG | 27型 | フルHD | 240Hz | 2基 | フルHD/240Hz |
| REGZA RM-G276N | 27型 | WQHD | 240Hz | 2基 | WQHD/144Hz |
| Dell Alienware AW2525HM | 24.5型 | フルHD | 320Hz | 2基 | フルHD/255Hz |
| Dell S2725QC | 27型 | 4K | 120Hz | 2基 | 4K/120Hz |
| IODATA EX-GDU271JLAQD | 27型 | 4K / フルHD | 4K/180Hz・FHD/360Hz | 2基 | HDMI1:4K/180Hz・FHD/360Hz HDMI2:4K/120Hz・FHD/240Hz |
| LG UltraGear 27GX700A-B | 26.5型 | WQHD | 280Hz | 2基 | WQHD/280Hz |
※「最大Hz」はDisplayPort接続時も含む製品の最大値です。HDMI接続時の上限は右端に記載しています。ゲーム機側の出力上限や、ケーブル・設定によっても実際の表示Hzは異なります。
Dell SE2426HG
| 画面サイズ | 23.8インチ |
| パネル種類 | IPS |
| 解像度 | 1920×1080(フルHD) |
| 最大リフレッシュレート | 240Hz |
| HDMI接続時の上限 | フルHD/240Hz |
| 映像入力 | HDMI×2、DisplayPort×1 |
23.8インチのフルHDに最大240Hzを組み合わせた、価格重視のゲーミングモニター。HDMIが2基とも240Hzに対応するため、PCとゲーム機をつなぎ分けたい人にも扱いやすいモデルです。
応答速度の最速値は0.5ms(GTG、Extremeモード時)。IPS方式なので、ゲームだけでなくネット閲覧など普段使いにも向いています。
ASUS TUF Gaming VG259Q5A
| 画面サイズ | 24.5インチ |
| パネル種類 | Fast IPS |
| 解像度 | 1920×1080(フルHD) |
| 最大リフレッシュレート | 200Hz |
| HDMI接続時の上限 | フルHD/200Hz |
| 映像入力 | HDMI×2、DisplayPort×1 |
24.5インチ・フルHDで、最大200Hzに対応。HDMIを2基備えるほか、2W×2のスピーカーを内蔵しているので、ゲーム機をつなぐときも音声機器を用意せずに済みます。
ELMBは動きのブレを抑える機能。応答速度0.3msはGTGの最小値で、通常値は1msです。240Hzにこだわらず機能と価格のバランスで選びたい人に向いています。
Dell SE2726HG
| 画面サイズ | 27インチ |
| パネル種類 | IPS |
| 解像度 | 1920×1080(フルHD) |
| 最大リフレッシュレート | 240Hz |
| HDMI接続時の上限 | フルHD/240Hz |
| 映像入力 | HDMI×2、DisplayPort×1 |
大きめの画面で遊びたい人には、27インチのSE2726HGが候補です。フルHD/240HzをHDMI接続でも利用できるため、PCとゲーム機の併用に便利。
応答速度は最速0.5ms(GTG、Extremeモード時)。ただし、同じフルHDなら23.8インチモデルより画素が大きくなるため、文字や細かな描写の精細さは控えめです。
REGZA RM-G276N
| 画面サイズ | 27インチ |
| パネル種類 | Fast IPS |
| 解像度 | 2560×1440(WQHD) |
| 最大リフレッシュレート | 240Hz |
| HDMI接続時の上限 | WQHD/144Hz |
| 映像入力 | HDMI×2、DisplayPort×1 |
27インチ・WQHDのFast IPSパネルを搭載し、フルHDより細かな映像を楽しめるモデル。2W×2のスピーカーやDisplayHDR 400にも対応しています。
最大240HzはDisplayPort接続時で、HDMIではWQHD/144Hzまでという点に注意。HDMIで240Hzを使いたい人ではなく、画質と複数機器の接続を両立したい人向けです。
Dell Alienware AW2525HM
| 画面サイズ | 24.5インチ |
| パネル種類 | IPS |
| 解像度 | 1920×1080(フルHD) |
| 最大リフレッシュレート | 320Hz |
| HDMI接続時の上限 | フルHD/255Hz |
| 映像入力 | HDMI×2、DisplayPort×1 |
FPSを中心に遊ぶなら、24.5インチ・最大320HzのAW2525HM。高さや向きを調整できるスタンドを備え、長時間プレイする際も画面位置を合わせやすいモデルです。
320HzはDisplayPort接続時の数値で、HDMI接続は最大255Hz。0.5ms(GTG、最速値)の応答速度も備えますが、高Hzを活かせるPC性能がある人に向いています。
Dell S2725QC
| 画面サイズ | 27インチ |
| パネル種類 | IPS |
| 解像度 | 3840×2160(4K) |
| 最大リフレッシュレート | 120Hz |
| HDMI接続時の上限 | 4K/120Hz |
| 映像入力 | HDMI×2、DisplayPort×1、USB-C×1 |
4Kの精細な画面と120Hz表示を両立した、ゲーム・動画・仕事の兼用に便利な27インチモデル。HDMI 2基に加えて、映像入力と最大65W給電に対応するUSB-C端子も備えています。
スピーカー内蔵で、PS5などのゲーム機との組み合わせにも候補になります。一方、240Hz以上を狙う競技FPSより、画質や作業のしやすさを重視する人向けです。
IODATA EX-GDU271JLAQD
| 画面サイズ | 27インチ |
| パネル種類 | IPS(量子ドット・Mini LED) |
| 解像度 | 3840×2160(4K)/1920×1080(フルHD) |
| 最大リフレッシュレート | 4K/180Hz・FHD/360Hz |
| HDMI接続時の上限 | HDMI1:4K/180Hz・FHD/360Hz HDMI2:4K/120Hz・FHD/240Hz |
| 映像入力 | HDMI×2、DisplayPort×1 |
4K/180HzとフルHD/360Hzを切り替えられる、27インチの高性能モデル。量子ドットと2304分割のMini LEDバックライト、DisplayHDR 1400を備え、HDR画質にもこだわりたい人向けです。
ただし、HDMI端子2基の性能は同じではありません。HDMI1は4K/180Hz・FHD/360Hz、HDMI2は4K/120Hz・FHD/240Hzが上限です。高速表示を使う機器は接続先まで決めておきましょう。
LG UltraGear 27GX700A-B
| 画面サイズ | 26.5インチ |
| パネル種類 | OLED(有機EL) |
| 解像度 | 2560×1440(WQHD) |
| 最大リフレッシュレート | 280Hz |
| HDMI接続時の上限 | WQHD/280Hz |
| 映像入力 | HDMI×2、DisplayPort×1 |
26.5インチのWQHD有機ELを採用し、HDMI接続でも最大280Hzに対応。0.03ms(GTG)の応答速度と、黒が締まった映像表現が魅力です。画質も応答性も重視したい人に合います。
OLED特有の焼き付きリスクは、保護機能を使っても完全にはなくせません。同じゲームのHUDや静止画を長時間表示する使い方が多い人は、その点も考えて選びたいモデルです。
まとめ
PCとゲーム機などを1台のモニターにつなぐなら、HDMI端子が2つ以上あるとケーブルを抜き差しする手間を減らせます。
選ぶ際は、端子の数だけでなくHDMI接続時の最大Hzも確認したいところです。機種によっては、接続方法でリフレッシュレート上限が異なります。
今のモニターで十分ならHDMI切り替え器も選択肢。買い替える場合は、使う機器と予算に合う1台を選んでみてください。
次に読む
