PHILIPS EVNIA「24M2N2100NF/11」は、23.8インチ・フルHD・最大144Hzに対応したゲーミングモニターです。2026年8月時点の価格は14,800円。IPS系パネルを採用し、Adaptive-Syncや0.5ms Smart MBR、低入力遅延など、ゲーム向けの基本機能をひと通り備えています。
購入前に気をつけたいのは、映像入力がHDMI 1.4×1しかないこと。PCやゲーム機を1台だけつなぐなら困りませんが、複数の機器を使う予定がある人には大きな制限になります。
※本記事は、製品ページ、仕様情報、取扱説明書、販売情報をもとに、購入前の判断材料を整理しています。
結論|24M2N2100NF/11は買いか
https://www.philips.co.jp/c-p/24M2N2100NF_11/gaming-monitor-full-hd-gaming-monitor
24M2N2100NF/11は、接続する機器が1台だけで、144Hzまであれば十分な人に向く入門機です。
IPS系として1500:1のコントラスト比があり、5年間の無償修理保証も付いています。ゲームだけでなく普段使いも兼ねたい人には扱いやすい構成です。
同じ1万円台では180Hz・200Hz・240Hzまで選べるため、価格と性能を広く比べるなら、2万円以下の高Hzゲーミングモニターも確認しておくと判断しやすいです。
30秒診断
| 質問 | 判断 |
|---|---|
| 1.5万円前後で探している | 向いている |
| 23.8インチ・フルHDで十分 | 向いている |
| PS5などで120Hzゲームを遊びたい | 向いている |
| PCでも144Hzあれば十分 | 向いている |
| PCとゲーム機を同時接続したい | 向いていない |
| 200~240HzでFPSを遊びたい | 他モデルを優先 |
| 高さ調整や内蔵スピーカーが必要 | 向いていない |
24M2N2100NF/11のメリット・デメリット
メリット
- 14,000円台の手頃な価格:入門用として選びやすい
- 23.8インチ・フルHD・144Hz:PCや120Hz対応ゲーム機で使いやすい
- IPS系+コントラスト比1500:1:ゲーム以外にも合わせやすい
- Adaptive-Sync・低入力遅延・Smart MBR:ゲーム向けの基本機能を確保
- 5年間の無償修理保証:保証期間が長い
デメリット
- 映像入力がHDMI×1のみ:2台以上を常時接続できない
- 最大144Hz:同価格帯に240Hzモデルがある
- スピーカー非搭載:別途音声機器が必要
- スタンドはチルトのみ:高さや左右位置を調整できない
基本スペック・価格
| 項目 | 24M2N2100NF/11 |
|---|---|
| 画面サイズ | 23.8インチ |
| 解像度 | 1920×1080(フルHD) |
| パネル | IPS |
| 表面処理 | ノングレア |
| 最大リフレッシュレート | 144Hz |
| 応答速度 | 4ms GTG/0.5ms Smart MBR |
| VRR | Adaptive-Sync |
| 輝度 | 300cd/㎡ |
| コントラスト比 | 1500:1 |
| 表示色 | 約1,677万色 |
| 色域 | Adobe RGB 92.9%、DCI-P3 94%、sRGB 120%、NTSC 104% |
| 映像入力 | HDMI 1.4×1 |
| 音声出力 | 3.5mmオーディオ出力×1 |
| スピーカー | なし |
| スタンド | チルト -5~20° |
| VESA | 100×100mm |
| サイズ | 約544×434×207mm |
| 重量 | 約2.88kg(スタンド込み) |
| 付属映像ケーブル | HDMIケーブル 1.8m |
| 保証 | 5年間無償修理保証 |
| 現在価格 | 14,800円 |
| 価格確認日 | 2026年8月 |
同価格帯での立ち位置|144HzとHDMI×1では価格面でも厳しい
14,800円なら手を出しやすいものの、今は同じ1万円台に240Hz対応モデルがあります。AOC 24G11ZE/11は約14,200円で、本機より安いうえ、240Hzと2系統の映像入力を備えています。
こうして比べると、24M2N2100NF/11を選ぶ理由は速さや端子数ではありません。1500:1のコントラスト比や5年保証を重視するかがポイントです。FPS性能や接続性を優先するなら、ライバル機のほうが候補にしやすくなります。
※同じPHILIPSで、DisplayPortと最大180Hzまで欲しいなら、25E2G2200/11レビューも比較候補になります。
画質|23.8インチFHDとIPS系パネルの扱いやすい組み合わせ
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23.8インチに1920×1080のフルHDを組み合わせているため、文字やゲーム画面の粗さが目立ちにくく、PCへの負荷もWQHDほど高くありません。
パネルは仕様表ではIPS Technology、指定販売ページではFast IPS表記で、視野角は上下左右178°です。
※23.8~24.5インチのフルHDを価格や最大Hzまで含めて比べるなら、フルHDゲーミングモニターおすすめから候補を広げられます。
IPS系としては1500:1のコントラスト比が強み
コントラスト比は1500:1です。一般的なIPS系ゲーミングモニターに見られる1000:1クラスより高めなので、IPS系を選びつつコントラストにも余裕がほしい人には違いになります。
色域は広めだが、色精度とは別
色域はsRGB 120%、DCI-P3 94%、Adobe RGB 92.9%。低価格帯としては広めですが、色域が広いことと、色精度が高いことは別です。
輝度は300cd/㎡で、表面はノングレア。ゲームだけでなく、Web閲覧や動画にも使いやすい仕様になっています。
ゲーミング性能|144Hzなら入門用や120Hzゲーム機には十分
最大144Hzなので、60~75Hzクラスからの乗り換えや、PS5など120Hz対応ゲーム機との組み合わせには十分な性能です。
※FPSで240Hz以上まで検討するなら、240Hz以上のゲーミングモニターでフルHDの高速モデルを比較できます。
0.5msはSmart MBRの値
「0.5ms」は通常のGTG応答速度ではなく、Smart MBR使用時の値です。通常応答時間は4ms GTGなので、ここは分けて見ておきたいところです。
Smart MBRは動きの見え方を改善するための機能ですが、使用中は明るさを変更できません。画面が暗く感じたり、ちらつきが気になったりする場合もあるため、合わなければ無理に使わなくても問題ありません。
Adaptive-Syncにも対応しており、対応環境ではフレームレートの変動による画面のズレを抑えられます。低入力遅延機能は常時有効です。
機能性|ゲーム向けの基本機能を押さえたシンプル構成
SmartImageゲームモードやSmartContrastを備え、ブルーライト軽減とフリッカーフリーにも対応しています。
機能を多く詰め込んだタイプではなく、ゲームと普段使いに必要なものをシンプルにまとめた構成です。
スピーカーは非搭載。音を出したい場合は、ヘッドセットや外部スピーカーを用意する必要があります。
接続性|HDMI 1ポートは最大の弱点
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映像入力はHDMI 1.4×1だけです。DisplayPortやUSB Type-C映像入力はなく、HDMIではフルHD・最大144Hzまで利用できます。
1台だけつなぐなら困りません。ただ、ゲーミングPCとPS5、PS5とSwitchといった組み合わせでは、その都度ケーブルの差し替えが必要です。複数機器を常時接続したい人には大きな弱点になります。
付属する映像ケーブルはHDMIケーブル1.8m。3.5mmオーディオ出力も備えています。
スタンド・設置|調整はチルトのみ
標準スタンドで調整できるのは-5~20°のチルトのみです。高さ調整、スイーベル、ピボットには対応していません。
VESAは100×100mm。本体重量はスタンド込み約2.88kgです。
本体サイズは約544×434×207mm。23.8インチなので、大型モニターに比べればデスク上のスペースは取りにくいサイズです。
気になる点と対処方法
HDMI×1は切替器で対処できるが、根本解決ではない
HDMI切替器を追加すれば複数機器を接続できます。ただし機器が1つ増えるうえ、120Hzや144Hz、VRRを使う場合は切替器側の対応も確認しなければなりません。
最初から複数機器を使うなら、映像入力が2系統以上あるモデルを選ぶほうが確実です。
スタンドの弱さはモニターアームで解決できる
高さ調整はVESA対応モニターアームで補えます。アームも新しく購入するなら、高さ調整スタンドを備えたモデルと総額を比べてから決めたいところです。
※アームを使う場合は、VESA規格や耐荷重も含めてモニターアームの選び方を確認しておくと失敗しにくくなります。
スピーカーは外付けで補える
スピーカー非搭載は、外部スピーカーやヘッドセットを使えば対処できます。端子数と違って、購入後でも補いやすい弱点です。
ライバル比較|同価格の240Hzモデルと比べると厳しい
現在は、同じ1万円台でも240Hz対応モデルが選べます。
| モデル | 24M2N2100NF/11 | AOC 24G11ZE/11 | IODATA EX-GD251UH | Dell SE2426HG |
|---|---|---|---|---|
| 2026年8月確認価格 | 14,800円 | 14,209円 | 17,891円 | 17,980円 |
| サイズ | 23.8インチ | 23.8インチ | 24.5インチ | 23.8インチ |
| 解像度 | FHD | FHD | FHD | FHD |
| パネル | IPS系 | Fast IPS | HFS | Fast IPS |
| 最大Hz | 144Hz | 240Hz | 240Hz | 240Hz |
| 応答速度 | 4ms typ./0.5ms Smart MBR | 1ms GTG/0.3ms MPRT | 1ms GTG | 最大0.5ms GTG |
| VRR | Adaptive-Sync | FreeSync Premium | AdaptiveSync | FreeSync Premium |
| HDMI | 1.4×1 | 2.0×1 | ×1 | ×2 |
| DisplayPort | なし | 1.4×1 | ×1 | 1.4×1 |
| 映像入力数 | 1 | 2 | 2 | 3 |
| コントラスト比 | 1500:1 | 1000:1 | 1000:1 | 1000:1 |
| 高さ調整 | なし | なし | なし | なし |
| 主な選択理由 | 1500:1・5年保証 | 安価・240Hz | 240Hz・低遅延機能 | 240Hz・3入力 |
※価格は指定Amazon販売ページの2026年8月確認価格。
AOC 24G11ZE/11|現在価格なら最も手強い
23.8インチ・Fast IPS・240Hzで、HDMI 2.0×1とDisplayPort 1.4×1を搭載しています。現在価格は約14,200円。24M2N2100NF/11より約600円安く、240Hzと2入力を選べます。
この価格なら、ゲーム性能と接続性では24G11ZE/11のほうが有利です。
IODATA EX-GD251UH|FPS性能を重視するなら候補
24.5インチ・フルHD・最大240Hzで、HDMI×1とDisplayPort×1のどちらからでも最大240Hzを利用できます。応答速度は1ms GTG、フルHD・240Hz時の内部フレーム遅延は約0.03フレーム、約0.1msです。
価格は約17,900円で、本機との差は約3,100円。PCでFPSを重視するなら、240Hzと2入力に上げる選択肢として比較する価値があります。
Dell SE2426HG|複数機器を接続するなら強い
23.8インチ・フルHD・240HzのFast IPSモデルで、HDMI×2とDisplayPort 1.4×1を搭載。合計3台の映像機器を接続できるのが大きな違いです。
17,980円なので、本機との価格差は3,180円。PC、PS5、Switchなどを複数つなぐなら、この端子数が選ぶ理由になります。
比較すると24M2N2100NF/11を選ぶ条件は限定される
24G11ZE/11が約14,200円で240Hz・2入力まで備えているため、性能や価格を最優先すると本機は不利です。
144Hzで十分、接続は1台、1500:1と5年保証を重視するという条件なら、24M2N2100NF/11が候補に残ります。
おすすめする人
- PCまたはゲーム機を1台だけ接続する人
- 144Hzまであれば十分な人
- 1500:1のコントラスト比を重視する人
- 5年間の無償修理保証を重視する人
おすすめしない人
- PCとゲーム機を同時接続したい人
- 200~240HzでFPSを遊びたい人
- DisplayPortも使いたい人
- 高さ調整できるスタンドが必要な人
まとめ
24M2N2100NF/11は、144Hzまであれば十分な人に向くシンプルな入門機です。
同価格帯の240Hz機と比べると性能面では不利。それでも、1500:1のコントラスト比と5年保証を重視するなら候補に残せます。
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